松本 誠史 Information

この度、ASK + POST 所属作家の松本 誠史は、12月10日(火) から12月21日(土) までの期間、ギャラリー16(京都)にて、松本誠史個展「SEIJI MATSUMOTO SPECTACLE FANTASY『地中宇宙塊』」を開催いたします。
本展は、2020年より始動した松本誠史による「地中宇宙塊シリーズ」第1章から第5章をダイジェストで展示する内容となっております。
松本は、本シリーズ内で彫刻作品を軸に平面作品、映像や音楽を取り入れた表現にも挑戦してきました。
この展覧会は、この5年間の集大成となります。ぜひ松本誠史の世界をご堪能ください。

松本 誠史 展
SEIJI MATSUMOTO SPECTACLE FANTASY
『地中宇宙塊』
会 場:ギャラリー16 / galerie16
会 期:2024年12月10日 (火) − 12月21日 (土)
時 間:12:00 – 18:00
休廊日:月曜日
場 所:京都市東山区三条通白川橋上ル石泉院町394、戸川ビル3F
電 話:075-751-9238
M a i l:info@art16.net
W E B:https://www.art16.net/
主 催:ギャラリー16

◾️ 概要
松本誠史展
SEIJI MATSUMOTO SPECTACLE FANTASY『地中宇宙塊』

この物語は人類の滅亡から地球崩壊までを描いたファンタジーだが、現実世界への問いかけでもある。
私はこの物語を通して、新たな未来の「展望」と「希望」を表している。
2020年、人類は混乱し、心身は侵され、世界は一変した。
迫り来る危機感から「地中宇宙塊」の物語を構想し、私の作品の主題である「塊の彫刻」とリンクさせて展開した。
2021年に第1章を発表してから現在第5章に至る。
第1章「地中宇宙塊」、第2章「新塊陸」、第3章「塊人の庭」、第4章「新塊人と塊獣」、第5章「さよなら地球塊」
私たち人間も、地球や宇宙も、互いに物理的もしくは精神的に影響し合い、循環し、今この瞬間も気づかないほどにゆっくりと進化している。

 This story is a fantasy that depicts the destruction of the human race to the collapse of the earth, but it is also a wake-up call to the real world. 
Through this story I represent a “vision” and “hope” for our new future.
In the year 2020, humanity is in turmoil, body and soul are invaded, and the world has been changed. 
Feeling a sense of crisis, I conceived of the story “Universe in the earth” and linked “Katamari sculpture,” that is the subject of my work. 
The first chapter was exhibited in 2021 and we are now in the fifth chapter.
Chapter Ⅰ “Universe in the earth”, Chapter Ⅱ “New continent”, Chapter Ⅲ “Kaijin’s Garden”,Chapter Ⅳ “New-Kaijin & Kaiju”, Chapter Ⅴ “Good-by Earth”
We humans, the earth, and the universe are all physically or spiritually influencing each other, circulating, and evolving so slowly without us noticing.

松本誠史
HP:https://www.seiji-matsumoto.com/
Instagram:seig_matsumoto@instagram.com
YouTube:https://youtu.be/S4i5vr3-pis

中屋敷 智生 Information

Folklore / 2024 / Oil, acrylic, solid marker, tape on canvas / 910 × 730 mm

この度、ASK + POST 所属作家の中屋敷智生は、11月23日(土) から12月14日(土) までの期間、“YIRI ARTS”(台北, 台湾)にて、中屋敷智生個展「内と肉」を開催いたします。
https://nakayashiki.wixsite.com/tomonari

中屋敷 智生 個展
「内と肉 | 內與肉 | Inner Flesh」

​会 場:YIRI ARTS 伊日藝術計劃 B1
会 期:2024年11月23日(土) – 12月14日(土)
休廊日:日曜日、月曜日
時 間:14:00-19:00
場 所:台北市内湖区新明路 86 巷1号 114030​
M a i l :gallery@ms.yiri.com.tw
W E B :https://yiriarts.com.tw/
Works:https://privateviews.artlogic.net/2/16e5c16a0c4a84d4f05ff2/
主 催:YIRI ARTS
レセプション:11月23日(土) 15:00-19:00

■ ​ギャラリー・インビテーション:YIRI ARTS
中屋敷 智生 | NAKAYASHIKI Tomonari
1977年大阪府生まれ、京都市在住。2000年に京都精華大学美術学部造形学科洋画分野を卒業して以来、国内外の展覧会やアートフェアに多数参加してきました。また、作家活動の傍ら、アーティスト・ラン・オルタナティブ・スペースの運営や、グループショーなどの企画も手がけています。

近年は、絵具と同じ画材・メディウムとしてマスキングテープを使用しており、コラージュのようなレイヤーとテクスチャーを持つ絵画作品を数多く発表しています。図と地の関係が常に入れ替わるようなこの手法によって、対象を視覚的に認識することの不確かさや、絵画と鑑賞者という伝統的な二元論を超えた絵画作品のあり方を探求しています。この機会にご高覧いただけますと幸いです。

■ ​内と肉:中屋敷智生
ある日の散歩道で、「内と肉という字は似ているなあ」とぼんやり考えていました。そこで、わたしは「内と肉」の関係について考察を深めてみることにしました。

「内」と「肉」という字は、形状が似ているだけでなく、意味の面でも共通点があるように思えます。それは、両者のベクトルがいずれも内側へ向いているという点です。しかし、内側へのベクトルがそれ単体で成立することはなく、対照となる外側の存在が必ず前提されています。内と外は互いに依存し、対立することで共存するのです。

この視点を、わたしは西田幾多郎の「場所」という哲学的概念から学びました。「場所」とはすべての存在が現れる基盤であり、主体と客体、内と外、肉体と精神といったあらゆる対立を超えた場です。「場所」は対立を許さず、すべてが一体となる土台であるため、ここでは内と外が融合しているのだと考えられます。

絵画に向けるまなざしも同様に、内と外を同時に含み持っています。そのまなざしは、一見すると自分の外側にある客体としての絵画へ向けられているかのように思えますが、実は主客を超えて存在するものです。絵画とは、こうした純粋なまなざしを可能にする「場所」なのであり、わたしの絵画もまた、このようなまなざしが漂う場であって欲しいと願っています。

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■ ​About 中屋敷 智生
1977年出生於大阪府,目前居住於京都市。2000年畢業於京都精華大學美術學部造形學科西畫領域,自此以來積極參與國內外的展覽與藝術博覽會。此外,在藝術創作之餘,也參與經營藝術家自主運營的替代空間,並策劃團體展覽等活動。

近年來,藝術家運用與繪畫顏料同樣作為媒材的美術膠帶,創作出大量具有拼貼效果的分層與質感的繪畫作品。透過這種手法,圖與底的關係不斷相互交替,探討了對對象視覺認知的不確定性,以及超越傳統繪畫與觀賞者之間二元對立的新表現方式。

​■ ​內與肉:中屋敷 智生
有一天散步時,我漫不經心地想到:「內與肉這兩個字真是相似啊。」於是,我決定深入思考「內與肉」之間的關係。

「內」與「肉」這兩個字,不僅在字形上相似,在意義層面似乎也有共通之處。這共通點在於,兩者的向量都指向內部。然而,指向內部的向量並非單獨成立,外部的存在必然是其前提條件。內與外彼此依存,透過對立而共存。

這一觀點,我是從西田幾多郎的哲學概念「場所」中學到的。「場所」是所有存在顯現的基礎,是超越主體與客體、內與外、肉體與精神等一切對立的場域。由於「場所」不允許對立,而是一切融合為一的根基,因此可以認為在這裡內與外是融為一體的。

對於繪畫的凝視也是如此,它同時包含內與外的元素。這凝視表面上似乎是指向作為客體的繪畫——即自身之外的事物,但事實上它是超越主客對立而存在的東西。繪畫是使這樣純粹凝視成為可能的「場所」,而我的繪畫同樣希望成為這樣一個凝視流動的場域。

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■ ​About  NAKAYASHIKI Tomonari
Born in Osaka Prefecture in 1977 and currently residing in Kyoto City, I graduated from the Kyoto Seika University School of Fine Arts, majoring in Western Painting, in 2000. Since then, I have participated in numerous exhibitions and art fairs both domestically and internationally. Alongside my artistic activities, I also manage an artist-run alternative space and organize group shows.

In recent years, I have been using washi tape as a medium, just like paint, resulting in a series of paintings that feature layers and textures reminiscent of collage. Through this technique, where the relationship between figure and ground constantly shifts, I explore the uncertainties of visual perception and seek to transcend the traditional dichotomy of painting and viewer. I would be grateful for the opportunity for you to take a look at my work.

■ ​Inner Flesh:NAKAYASHIKI Tomonari
One day, while out for a walk, a thought casually crossed my mind: “The characters for ‘inner’ (內) and ‘flesh’ (肉) are strikingly similar.” This sparked my curiosity to delve deeper into the connection between these two words.

The characters for “inner” and “flesh” are not only visually alike but seem to share a conceptual similarity as well: both point inward. However, this inward orientation cannot exist in isolation; the presence of an external counterpart is a necessary precondition. The inner and the outer are interdependent, coexisting through their opposition.

This perspective draws from the philosophical concept of “place” (場所) introduced by Nishida Kitaro. “Place” serves as the foundation for all existence to manifest, transcending dichotomies such as subject and object, inner and outer, body and spirit. In this context, “place” dissolves opposition, functioning as the root where all becomes one. Thus, within this framework, the inner and outer are unified. 

The act of gazing at a painting operates similarly, encompassing both inner and outer elements. At first glance, this gaze seems directed outward, toward the painting as an object—something external. Yet, in truth, it transcends the dichotomy of subject and object. Painting creates the “place” where this pure gaze becomes possible, and I aspire for my works to embody such a space where the flow of gazes converges and intertwines.

松本 誠史 Information

この度、ASK + POST 所属作家の松本 誠史が GAMOYON Gallery (大阪) にて、個展「SEIJI MATSUMOTO SPECTACLE FUNTASY 5『さよなら地球塊』」を開催いたします。

松本 誠史
SEIJI MATSUMOTO SPECTACLE FUNTASY 5
「さよなら地球塊」

会 場:GAMOYON Gallery
会 期:2024年11月1日 (金) − 11月11日 (月)
時 間:12:00 – 19:00(最終日は17:00まで)
休廊日:火・水・木曜日
場 所:〒536-0004 大阪府大阪市城東区今福西1-3-23
電 話:06-6599-9405
M a i l:gamoyongallery@gmail.com
W E B:http://gamoyon-gallery.com
主 催:GAMOYON Gallery

11月1日(金)より大阪のGAMOYON Galleryにて松本誠史展を開催いたします。
松本は、2020年より「地中宇宙塊」シリーズを始動しました。
本展はシリーズ第5章となり物語はクライマックスを迎えます。
自身初の平面作品に加え、映像作品「地中宇宙塊(スペシャルエディション)」も公開されます。また同時に、京都のギャラリーヒルゲートで開催されている第4章「新塊人と塊獣」では大型彫刻作品を展示しております。
ぜひ、併せてご高覧ください。

松本誠史
HP:https://www.seiji-matsumoto.com/
Instagram:seig_matsumoto@instagram.com
YouTube:https://youtu.be/S4i5vr3-pis

シュヴァーブ トム Information

この度、ASK + POST 所属作家のシュヴァーブ トム | Tomas Svab が eN arts (京都) にて、麥生田 兵吾との2人展「eeny, meeny, miny, moe | blue」を開催いたします。

eeny, meeny, miny, moe | blue
麥生田 兵吾 | シュヴァーブ トム

会 場:eN arts
会 期:2024年11月1日 (金) − 11月30日 (土)
休廊日:月・火・水・木曜日(アポイントメント 承ります)
時 間:12:00 – 18:00
場 所:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側627円山公園内八坂神社北側
M a i l:enarts.contact@gmail.com
W E B:http://en-arts.com/blog/
主 催:eN arts

◾️ 概要:ロウ 直美 | eN arts
 2024年11月1日より シュヴァーブ トム と 麥生田 兵吾 による “ eeny, meeny, miny, moe | blue ” を開催致します。「色」は アーティストが作品を制作する際にとても重要な役割を果たします。そして 無数の色彩の中から選択する一色が、ときには その作品の運命をも決めてしまう要因とも成り得るのです。本展では、そのタイトルが示すように、出展作家が「青」をテーマに作品を発表致します。作家が自発的に選択するのではなく、決められた共通の一色を課題とし、作品を創り上げていただくという取り組みです。シュヴァーブ 麥生田 両氏にとって「青」は何を想起させ、どのように使い、どう魅せてくれるのでしょう。
おのおのの「青」を存分にお楽しみ下さい。

◾️ 作家紹介
シュヴァーブ トム |  Tomas Svab
*シュヴァーブ トム CV
Ultramarine Infinite
見晴らしのきく地点が、その現実を定義する。これらの写真のように、振り子の波動は独立した部品の集まりとしても、連続した波の動きとしても見ることができる。ラインスキャンカメラでは、振り子の揺れは忠実に記録されるのだが、カメラを縦にするか横にするかでは、全く異なったイメージが表れる。どちらの視点も、光の本質的な性質であるエネルギーを反映したリズムとピッチを明らかにしてくれる。振り子は長い、短いでそれぞれ光の周波数に高低差があり、我々が感じる色にも影響を及ぼすが、その中でも青色は最もエネルギッシュで、目に見えない 「化学的な光 」へと移り変わっていく。これらの振り子は光の二重性を模倣しているが、その波動は実は4兆倍以上に減速されている。

こうした光の速度に比べ、この鈍化した世界では、まるで夢から覚めたかのように、かつて私の幼少期の2つの別々の世界を分断していた夜のプルシアンブルーの領域から、時間が淡々と伸びていく。青い顔料はセルリアン(空色)の影を作り、それは私が記憶している初めて感じた自由の象徴であり、目に見えるものと同じくらい、私の中を通り抜けたウルトラマリンブルー(群青)であった。黄灰色をした石畳から、私は突然、目に見えない境界線によって区切られた大地を横切り、波の上を飛行機によって移動し、ターコイズブルー(青緑)の海を目指した。一コマ一コマ、夜明けは広大な希望を見せてくれたのである。

麥生田 兵吾 |  Hyogo Mugyuda 
*麥生田兵吾 CV
「Artificial S」という一つの主題に専念し制作活動している。「S」は複数の意味と複数性そのものを包含する。
主題は全5章で構成され、全章を通して「生と死」が互いに溶け合うさまを表現する。
また 2010年より写真活動「 pile of photographys 」をweb上で更新開始(現在も継続中)。

池上 恵一 Information

この度、ASK + POST 所属作家の池上 恵一が 京都場 (京都) にて、個展「行雲のカラダ」を開催いたします。

池上 恵一
行雲の カラダ
会 場:京都場  KYOTO-ba
会 期:2024年11月2日 (土) − 12月8日 (日)
休廊日:月・火曜日
時 間:12:00 – 19:00
場 所:〒604-8412 京都府京都市中京区西ノ京南聖町6-5
M a i l:info@kyoto-ba.jp
W E B:https://kyoto-ba.jp
主 催:京都場
協 力:ギャラリーノマル、株式会社椿や

◾️ イベント
● 11月2日 (土) 16:00 – アーティストトーク
● 11月2日 (土) 17:00 – レセプションパーティー
● 12月1日 (日) 14:00 – 佐久間 新「流水のおどり」+アフタートーク
 受付 / 開場:13:30 –
 参加費:2,000 円(定員30名 ワンドリンク付)
 イベント参加申込:メールにて要予約(info@kyoto-ba.jp
 参加イベント日・申込代表者名と参加人数をお知らせください。
佐久間 新:プロフィール
幼少の頃、臨床心理学者の父が自閉症のこどもと転がる姿を眺める。大阪大学でガムランを始める。同じ頃、流れる水のように舞うジャワ舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、留学を決意。帰国後、様々なダンサーとコラボレーションを開始。たんぽぽの家の障害者との出会い以降、即興ダンスとマイノリティの人たちとのダンスに傾注。現在は、ジャワ舞踊をベースにアート、ケア、テクノロジーなど他領域との横断的な協働、新作発表を国際的に行っている。

◾️ 概要:京都場館長 仲野 泰生 (元川崎市岡本太郎美術館学芸員)
「手のエネルギーから行雲流水的な肉体へ」
 美術史家アンリ・フォシヨンは『手の称賛』(1939年)の中で手と創造について次のように語っている。「独自の宇宙を創り出すときに、手はいたるところにその跡を残していく。手は手によって生まれ変わったものや、手によって変形されたものに常に向き合っているのだ」と。

 池上恵一は手の作家である。それは単に作品として手を作るからではない。池上は幼少期の身体の弱さから自身の身体向きあって来たという。それは手で自らの身体を触り、整体という行為に繋がっていく。他者の肉体さえも。

 池上が「手」そのものを作り始めたのは2023年「親子の凝り〜陶芸家編〜」からだ。人間国宝の故清水卯一の手と、息子の保孝の手をを作った。亡くなっている清水卯一の手は作品である陶器を触りながらその手の痕跡を感覚で尋ねて池上の手が、陶器に残る感触から清水卯一の手を作ったという。幼少期病弱だったとは思えないほどの現在の池上の肉体は強い。肉体全体から手という部位へ。池上の肉体の中ではどんなエネルギーやチカラが巡っているのだろうか。

 手はさらに細部の皮膚へ。或いは手から身体全体へ。

 池上は肉体の中の何かを求めることで自由になり、行雲流水のところ自由な境地まで彼は制作を通じて行くのかも知れない。雲が行くが如く、水が流れる如く。しかし究極は肉体なのだろうか。京都場の空間でその答えが見えて来るはずだ。

◾️ 池上 恵一 / 略歴
病弱だった幼少期、両親の食養法に救われる。
以来、人間にとって健康とは何かを探求しさまざまな手技療法や武術を習得。
日常生活の中で身体にうまれる「凝り」に魅了され、その感触を絵画、彫刻で表現する。 

京都精華大学大学院美術研究科修了。

<主な個展>
2024   テノココロ|city gallery 2320,神戸  
2023 親子の凝り~陶芸家編~|五条坂清水,京都

<主なグループ展>
2024   ノマル35周年記念1 – 詩人と美術家とピアニスト|ギャラリーノマル,  大阪
2024   ノマル35周年記念2, All Stars – RESONANCE|ギャラリーノマル,  大阪
2024 みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024 in 蔵王|山形
2024   Your accidental world|インサアートセンター,韓国  
2024   A view that only we can see|ネオアートセンター,韓国
2023 Where and what will we meet again?|清州市立美術館梧倉展示館,韓国 
2022 まなざす 身体|アトリエみつしま, 京都

池上 恵一 Information

この度、ASK + POST 所属作家の池上恵一は Gallery Nomart (大阪) のグループ展「ノマル35周年記念1 詩人と美術家とピアニスト | The Poet, The  Artist and The Pianist」に参加いたします。

Gallery Nomart
ノマル35周年記念1 詩人と美術家とピアニスト
会 場:Gallery Nomart
会 期:2024年10月28日 (月) − 11月16日 (土)
休廊日:日曜・祝日
時 間:13:00 – 19:00
場 所:〒536-0022 大阪市城東区永田3-5-22
電 話:06-6964-2323
M a i l:info@nomart.co.jp
W E B:https://www.nomart.co.jp/exhibition/detail.php?exhCode=0212
主 催:Gallery Nomart

■ 出品作家
詩人:建畠 晢
美術家 (17名):木村 秀樹 / 植松 奎二 / 片山 雅史 / 中川 佳宣 / 今村 源 / 名和 晃平 / 稲垣 元則 / 田中 朝子 / 藤本 由紀夫 / 東影 智裕 / 黒宮 菜菜 / 飯川 雄大 / 小谷 くるみ / 山田 千尋 / 栗田 咲子 / 高嶋 英男 / 池上 恵一
ピアニスト:sara (.es)

詩画集「詩人と美術家とピアニスト」出版記念レセプション
2024年10月26日 (土) 17:00 – 19:30
参加費:¥3,000. (要予約 / 定員40名)
詩画集:建畠 晢の17篇の詩 + ノマル作家17名の作品写真
CD:建畠 晢 (朗読) & sara (ピアノ, 打楽器, ハーモニカ)
*録音マスタリング:宇都宮泰

池上 恵一 Information

この度、ASK + POST 所属作家の池上恵一が「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ 2024 in 蔵王」に参加します。

池上は、「ひとひのうた」プロジェクトから、展示「朝――生まれ、目覚める」と、ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード ~茂吉と空と女将のうた~」に、アーティストのひとりとして参加します。公式サイトより開催日時やイベント概要などご確認のうえ、ぜひ会場へお越しください。

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024 in 蔵王
『いのちをうたう』
会 場:蔵王温泉、東北芸術工科大学
会 期:2024年9月1日 (日) − 9月16日 (月・祝)
場 所:https://biennale.tuad.ac.jp/access
料 金:無料 / 一部有料プログラムを予定
W E B:https://biennale.tuad.ac.jp/
主 催:東北芸術工科大学

朝——生まれ、目覚める
池上恵一、原田綾乃、山本桂輔
会 場:丸伝
会 期:2024年9月1日 (日) − 9月16日 (月・祝)
時 間:10:00 – 17:00
場 所:山形県山形市蔵王温泉973-7
料 金:無料

ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード 〜茂吉と空と女将のうた〜」
砂連尾理、菊地将晃、佐藤有華、横田勇吾、加藤由美、兼子京子、中村大史、かわぐちシンゴ、池上恵一、管啓次郎、ダンスワークショップ市民参加者、ほか
会 場:高湯通り、酢川温泉神社、上の台ゲレンデ、ほか map B,C,D,E
会 期:2024年9月7日 (土) 15:00、9月8日 (日) 13:00
料 金:無料

■ 概要
このイベントは、「地域に対し、アートとデザインで何ができるか」という問いのもと、2014年より始まった2年に1度の芸術祭です。6回目の開催となる今回は、これまでメイン会場としていた山形市街地から日本有数の温泉地・蔵王温泉に舞台を移し、1900年の歴史をもつと言われる温泉街にてアートやデザインを展開。「いのちをうたう」をテーマに、「ひとひのうた」「山と土と茶と」「現代山形考~山はうたう~」「夏芸大」の4つのプロジェクトのもと、多数のアーティストやアートディレクターなどが参加し、さまざまな展示やイベントを行います。

■ 公式サイト 特設ページ
◯ 展示「朝――生まれ、目覚める」
 https://biennale.tuad.ac.jp/event/1116.html

◯ ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード ~茂吉と空と女将のうた~」 
 https://biennale.tuad.ac.jp/event/1219.html

◯ アーティスト:池上恵一
 https://biennale.tuad.ac.jp/artist/145.html

王 木易 Information

https://muyiwang.myportfolio.com/
この度、ASK + POST 所属作家の王木易 | Wang Muyi が Gallery Blue 3143 (東京) にて、個展「between the lines」を開催いたします。

2019年南青山にオープンしたGallery Blue 3134にて初めての個展となります。王木易は版画のプロセスを通して書くことと描くことの間のイメージを探ってきました。今回初めて製紙過程を制作に取り入れた新作を多数公開いたします。この機会にぜひご高覧ください。

王 木易 個展
between the lines
会 場:Gallery Blue 3143
会 期:2024年8月24日 (土) − 9月1日 (日)
休廊日:会期中無休
時 間:13:00 – 19:00
場 所:〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14-3-2F
電 話:03-3405-2553(菊池 / Kikuchi)
M a i l:galleryblue3143@gmail.com
W E B:https://gallery-blue3143.jimdosite.com/
主 催:Gallery Blue 3143

■ ステートメント:王 木易
字と絵の違いは何か。記号であること、表象であること、読むもの、見るもの―――自明な点の他に、それは母国と異国の関係とも似ていると思う。ここではないどこかでは、聞いたことのない言語が話され、見たことのない文字を人々が書いている。それは美しい線の重なりであり、リズミカルに流れる音の連続であり、純粋な混沌でもある。それを「理解した」時、眼球の動きは見ることから読むことへと変わる。目ふたつ、耳ふたつ、鼻ふたつ、口ひとつ、7つの穴を空けられた渾沌は死んでしまう。書くでも描くでもない、彫るという行為は、混沌を混沌のまま表現しうる方法だと考えている。つまり、そこには空けられた穴と、その穴であったものが同時に存在しうる。一本引いた線は、左右2回、刀でなぞられなければ線にならない。またなぞられた切り傷を基準として、線以外の部分は彫り捨てられなければならない。残された線、彫り捨てられた余白。ここに展示された作品の原版は、私が書いたもの、描いたもの、歴史的な古筆や写真のスキャン、友人に書いてもらった幼いころの思い出話など、多種多様な内容と言語が混然一体となっている。かつて「製版」される価値のある物語は多くなかった。しかし私にとって製版とはどの線を彫るか、混沌のどこに穴を空けるかというような選択の場である。彫られたもの、彫られなかったもの、そのどちらもが、一つの線、一つの混沌の構成物である。

大前春菜、トーマス・シュヴァーブ、中屋敷智生、松本誠史、Information

この度、ASK + POST 所属作家の大前春菜、トーマス・シュヴァーブ、中屋敷智生、松本誠史は、日韓芸術通信9(京都)に参加いたします。

JAPAN / KOREA ART Communications 9
日韓藝術通信 9
近くて遠い、遠くて近い | カッカプコ モルダ、モルゴ カッカプダ

会 場:The Terminal Kyoto
会 期:2024年9月21日(土) – 10月1日(火)
休廊日:会期中無休
時 間:9:30 -18:00
場 所:京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地
アクセス:市営地下鉄「四条」駅下車(6番出口) 徒歩6分
     阪急電鉄「烏丸」駅下車 徒歩6分
     四条烏丸交差点より徒歩6分
W e b:https://kyoto.theterminal.jp
電 話:075-344-2544
共 催:日韓芸術通信実行委員会、芸術文化洞人 SAEM
助 成:公益財団法人日韓文化交流基金、京都府文化力チャレンジ補助事業
後 援:忠清北道、忠北文化財団
協 力:The Terminal Kyoto

◾︎トークイベント:9月21日(土) 14:30 – 
 ゲスト:紺野 優希(美術批評家)

◾︎出品作家
日本
井上 裕加里|INOUE Yukari
宇野 和幸|UNO Kazuyuki
大前 春菜|OMAE Haruna
河村 啓生|KAWAMURA Norio
シュヴァーブ・トム|SVAB Tomas
武雄 文子|TAKEO Ayako
中屋敷 智生|NAKAYASHIKI Tomonari
長島 さと子|NAGASHIMA Satoko
奈良田 晃治|NARADA Koji
べ・サンスン|BAE Sangsun
松本 誠史|MATSUMOTO Seiji
宮岡 俊夫|MIYAOKA Toshio

韓国
박진명|PARK Jin Myung
최부윤|CHOI Boo Yun
이규식|LEE Gyu Sik
최민건|CHOI Min Gun
박영학|PARK Young Hak
이고운|LEE Go Woon
박세라|PARK Se Ra
박주영|PARK Ju Yeong
이승미|LEE Sung Mi

◾︎概要
わたしたちは2016年より、日本と韓国間の芸術を通した交流を「藝術通信」とし、韓国の清州市、日本の京都市を拠点に両国での展覧会を毎年開催してきました。9年目となる2024年は、日本における展覧会として、「カッカッコ モルダ、モルゴ カッカッダ | 近くて遠い、遠くて近い」を開催します。展覧会タイトルは、韓国の人々が日本を表現する際に使用する「近くて遠い国」という常套句から引用しています。 両国の関係は、我々が展覧会を行ってきた8年の歳月の中だけでも、悪化と好転を繰り返してきました。しかしながら、我々は数々の協働作業を通し、相互理解を徐々に深め、心理的な距離も「近い」と言えるところまで達してきたと感じます。
本展では、継続される交流の中でわたしたちが得た実感を背景として、“それぞれの「私たち」らしさ”と“それぞれの「風土」”というセクションを設けました。2つのセクションを通して、日本と韓国の多様性と共通項を見つめ、国籍や民族意識を超えた新たな視点の提示を目指します。 

勝又公仁彦、中屋敷智生 Information

ASK + POST 所属作家の勝又公仁彦と中屋敷智生は、ART OSAKA 2024(大阪)に参加いたします。

ART OSAKA 2024
Galleries セクション | 中之島【勝又出品 | YOD GALLERY(大阪・東京)】では、ブース形式のフェアを開催します。総勢45軒のギャラリーが一堂に会し、ギャラリスト独自の審美眼で選びぬいた作品が勢揃いします。大阪を代表する近代建築の壮麗な空間と、いまを生きる現代美術作品との‘響演’を体感いただけます。
Expanded セクション | 北加賀屋【中屋敷出品 | KOKI ARTS(東京)】では、大型作品・インスタレーションに特化した本セクションでは、サイトスペシフィックなフェアを展開します。造船所跡地の広大な敷地に加え、新会場となる元家具店のユニークな場所を活かした展示にご期待ください。

【概要】
ART OSAKA 2024
公式URL:https://www.artosaka.jp/2024/jp/
◾︎ Galleries Section | 中之島
日   時:7月19日(金)ー21日(日)
プレビュー:19日(金) 13:00ー19:00 *招待者、プレス関係者のみ
一 般 公 開: 20日(土) 11:00ー19:00
      21日(日) 11:00ー17:00
会   場:大阪市中央公会堂3階(中集会室/小集会室/特別室)
      〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号
W  E  B:https://osaka-chuokokaido.jp

​◾︎ Expanded Section | 北加賀屋
日  時:7月18日(木)ー22日(月)
一般公開:18日(木) 14:00ー19:00
     19日(金)~21日(日) 11:00ー19:00
     22日(月) 11:00ー17:00

Expanded Section
会  場 1クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)
     〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋4-1-55
     Osaka Metro四つ橋線「北加賀屋駅」から徒歩10分
     お車でお越しの方は、敷地内の有料駐車場をご利用ください。
W E B:https://www.namura.cc

Expanded Section
会  場 2kagoo(カグー)
     〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-19
W E B:https://chishima-foundation.com/projects/kagoo
     Osaka Metro四つ橋線「北加賀屋駅」4番出口から徒歩8分

​◾︎ 入場料:ART OSAKA チケット(3会場入場可能)
     オンラインチケット / ¥3,000
     当日窓口 チケット / ¥3,500
     チケット購入はこちら
     招待状をお持ちの方はこちら
     Expandedチケット / ¥1,500 (当日窓口払いのみ)
※上記は税込価格です。
※Galleriesでは小学生以下は無料です。
Expandedでは大学生以下は無料です。但し学生証の提示が必要です。

​◾︎ YOD GALLERY (Galleries セクション | 中之島) : https://www.yodgallery.com/
出展予定作家:蛇目 / 松原秀仁 / MADARA MANJI / モフモフ・コレクティブ / 勝又公仁彦 / 鈴木崇 / 田中和人 / 多和田有希
YOD Galleryは、作家と共に新しい価値観、表現を国内外へ積極的に発信していくことを使命とし2008年に設立しました。芸術表現がグローバル化の傾向にある今、日本にあるプライマリー・ギャラリーとして改めて日本人のアイデンティティを見直し、世界に提示することのできる独自の芸術観を持った作家・作品を見いだし、紹介しています。芸術を通じて様々な価値観を提示・検証することにより、大阪から世界に向けて次世代の文化の発信地として機能していけるよう、様々な活動を行います。

◾︎ KOKI ARTS (Expanded セクション | 北加賀屋):http://www.kokiarts.com
出品作家:中屋敷智生
KOKI ARTSは、ART OSAKA 2024では中屋敷智生の大型作品を中心に、展示空間を絵画で包み込むように展示いたします。
近年、中屋敷はマスキングテープを絵具と同様の画材・メディウムとして使用しており、コラージュや切り絵を彷彿させる独特のレイヤーとテクスチャーのある絵画作品を数多く発表しています。マスキングテープは時に線や色面として、また時に物理的なレイヤーとして画面に出現します。キャンバス上で渾然一体となった絵具・マスキングテープ・余白は図と地の関係を曖昧にし、われわれの網膜像に由来する視覚認識(知覚・直観・思考)がいかに不確かであり、また美しいものであるかということを顕在化するでしょう。