シュヴァーブ トム Information

この度、ASK + POST 所属作家のシュヴァーブ トム | Tomas Svab が eN arts (京都) にて、麥生田 兵吾との2人展「eeny, meeny, miny, moe | blue」を開催いたします。

eeny, meeny, miny, moe | blue
麥生田 兵吾 | シュヴァーブ トム

会 場:eN arts
会 期:2024年11月1日 (金) − 11月30日 (土)
休廊日:月・火・水・木曜日(アポイントメント 承ります)
時 間:12:00 – 18:00
場 所:〒605-0073 京都府京都市東山区祇園町北側627円山公園内八坂神社北側
M a i l:enarts.contact@gmail.com
W E B:http://en-arts.com/blog/
主 催:eN arts

◾️ 概要:ロウ 直美 | eN arts
 2024年11月1日より シュヴァーブ トム と 麥生田 兵吾 による “ eeny, meeny, miny, moe | blue ” を開催致します。「色」は アーティストが作品を制作する際にとても重要な役割を果たします。そして 無数の色彩の中から選択する一色が、ときには その作品の運命をも決めてしまう要因とも成り得るのです。本展では、そのタイトルが示すように、出展作家が「青」をテーマに作品を発表致します。作家が自発的に選択するのではなく、決められた共通の一色を課題とし、作品を創り上げていただくという取り組みです。シュヴァーブ 麥生田 両氏にとって「青」は何を想起させ、どのように使い、どう魅せてくれるのでしょう。
おのおのの「青」を存分にお楽しみ下さい。

◾️ 作家紹介
シュヴァーブ トム |  Tomas Svab
*シュヴァーブ トム CV
Ultramarine Infinite
見晴らしのきく地点が、その現実を定義する。これらの写真のように、振り子の波動は独立した部品の集まりとしても、連続した波の動きとしても見ることができる。ラインスキャンカメラでは、振り子の揺れは忠実に記録されるのだが、カメラを縦にするか横にするかでは、全く異なったイメージが表れる。どちらの視点も、光の本質的な性質であるエネルギーを反映したリズムとピッチを明らかにしてくれる。振り子は長い、短いでそれぞれ光の周波数に高低差があり、我々が感じる色にも影響を及ぼすが、その中でも青色は最もエネルギッシュで、目に見えない 「化学的な光 」へと移り変わっていく。これらの振り子は光の二重性を模倣しているが、その波動は実は4兆倍以上に減速されている。

こうした光の速度に比べ、この鈍化した世界では、まるで夢から覚めたかのように、かつて私の幼少期の2つの別々の世界を分断していた夜のプルシアンブルーの領域から、時間が淡々と伸びていく。青い顔料はセルリアン(空色)の影を作り、それは私が記憶している初めて感じた自由の象徴であり、目に見えるものと同じくらい、私の中を通り抜けたウルトラマリンブルー(群青)であった。黄灰色をした石畳から、私は突然、目に見えない境界線によって区切られた大地を横切り、波の上を飛行機によって移動し、ターコイズブルー(青緑)の海を目指した。一コマ一コマ、夜明けは広大な希望を見せてくれたのである。

麥生田 兵吾 |  Hyogo Mugyuda 
*麥生田兵吾 CV
「Artificial S」という一つの主題に専念し制作活動している。「S」は複数の意味と複数性そのものを包含する。
主題は全5章で構成され、全章を通して「生と死」が互いに溶け合うさまを表現する。
また 2010年より写真活動「 pile of photographys 」をweb上で更新開始(現在も継続中)。

池上 恵一 Information

この度、ASK + POST 所属作家の池上 恵一が 京都場 (京都) にて、個展「行雲のカラダ」を開催いたします。

池上 恵一
行雲の カラダ
会 場:京都場  KYOTO-ba
会 期:2024年11月2日 (土) − 12月8日 (日)
休廊日:月・火曜日
時 間:12:00 – 19:00
場 所:〒604-8412 京都府京都市中京区西ノ京南聖町6-5
M a i l:info@kyoto-ba.jp
W E B:https://kyoto-ba.jp
主 催:京都場
協 力:ギャラリーノマル、株式会社椿や

◾️ イベント
● 11月2日 (土) 16:00 – アーティストトーク
● 11月2日 (土) 17:00 – レセプションパーティー
● 12月1日 (日) 14:00 – 佐久間 新「流水のおどり」+アフタートーク
 受付 / 開場:13:30 –
 参加費:2,000 円(定員30名 ワンドリンク付)
 イベント参加申込:メールにて要予約(info@kyoto-ba.jp
 参加イベント日・申込代表者名と参加人数をお知らせください。
佐久間 新:プロフィール
幼少の頃、臨床心理学者の父が自閉症のこどもと転がる姿を眺める。大阪大学でガムランを始める。同じ頃、流れる水のように舞うジャワ舞踊家ベン・スハルト氏に出会い、留学を決意。帰国後、様々なダンサーとコラボレーションを開始。たんぽぽの家の障害者との出会い以降、即興ダンスとマイノリティの人たちとのダンスに傾注。現在は、ジャワ舞踊をベースにアート、ケア、テクノロジーなど他領域との横断的な協働、新作発表を国際的に行っている。

◾️ 概要:京都場館長 仲野 泰生 (元川崎市岡本太郎美術館学芸員)
「手のエネルギーから行雲流水的な肉体へ」
 美術史家アンリ・フォシヨンは『手の称賛』(1939年)の中で手と創造について次のように語っている。「独自の宇宙を創り出すときに、手はいたるところにその跡を残していく。手は手によって生まれ変わったものや、手によって変形されたものに常に向き合っているのだ」と。

 池上恵一は手の作家である。それは単に作品として手を作るからではない。池上は幼少期の身体の弱さから自身の身体向きあって来たという。それは手で自らの身体を触り、整体という行為に繋がっていく。他者の肉体さえも。

 池上が「手」そのものを作り始めたのは2023年「親子の凝り〜陶芸家編〜」からだ。人間国宝の故清水卯一の手と、息子の保孝の手をを作った。亡くなっている清水卯一の手は作品である陶器を触りながらその手の痕跡を感覚で尋ねて池上の手が、陶器に残る感触から清水卯一の手を作ったという。幼少期病弱だったとは思えないほどの現在の池上の肉体は強い。肉体全体から手という部位へ。池上の肉体の中ではどんなエネルギーやチカラが巡っているのだろうか。

 手はさらに細部の皮膚へ。或いは手から身体全体へ。

 池上は肉体の中の何かを求めることで自由になり、行雲流水のところ自由な境地まで彼は制作を通じて行くのかも知れない。雲が行くが如く、水が流れる如く。しかし究極は肉体なのだろうか。京都場の空間でその答えが見えて来るはずだ。

◾️ 池上 恵一 / 略歴
病弱だった幼少期、両親の食養法に救われる。
以来、人間にとって健康とは何かを探求しさまざまな手技療法や武術を習得。
日常生活の中で身体にうまれる「凝り」に魅了され、その感触を絵画、彫刻で表現する。 

京都精華大学大学院美術研究科修了。

<主な個展>
2024   テノココロ|city gallery 2320,神戸  
2023 親子の凝り~陶芸家編~|五条坂清水,京都

<主なグループ展>
2024   ノマル35周年記念1 – 詩人と美術家とピアニスト|ギャラリーノマル,  大阪
2024   ノマル35周年記念2, All Stars – RESONANCE|ギャラリーノマル,  大阪
2024 みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024 in 蔵王|山形
2024   Your accidental world|インサアートセンター,韓国  
2024   A view that only we can see|ネオアートセンター,韓国
2023 Where and what will we meet again?|清州市立美術館梧倉展示館,韓国 
2022 まなざす 身体|アトリエみつしま, 京都

池上 恵一 Information

この度、ASK + POST 所属作家の池上恵一は Gallery Nomart (大阪) のグループ展「ノマル35周年記念1 詩人と美術家とピアニスト | The Poet, The  Artist and The Pianist」に参加いたします。

Gallery Nomart
ノマル35周年記念1 詩人と美術家とピアニスト
会 場:Gallery Nomart
会 期:2024年10月28日 (月) − 11月16日 (土)
休廊日:日曜・祝日
時 間:13:00 – 19:00
場 所:〒536-0022 大阪市城東区永田3-5-22
電 話:06-6964-2323
M a i l:info@nomart.co.jp
W E B:https://www.nomart.co.jp/exhibition/detail.php?exhCode=0212
主 催:Gallery Nomart

■ 出品作家
詩人:建畠 晢
美術家 (17名):木村 秀樹 / 植松 奎二 / 片山 雅史 / 中川 佳宣 / 今村 源 / 名和 晃平 / 稲垣 元則 / 田中 朝子 / 藤本 由紀夫 / 東影 智裕 / 黒宮 菜菜 / 飯川 雄大 / 小谷 くるみ / 山田 千尋 / 栗田 咲子 / 高嶋 英男 / 池上 恵一
ピアニスト:sara (.es)

詩画集「詩人と美術家とピアニスト」出版記念レセプション
2024年10月26日 (土) 17:00 – 19:30
参加費:¥3,000. (要予約 / 定員40名)
詩画集:建畠 晢の17篇の詩 + ノマル作家17名の作品写真
CD:建畠 晢 (朗読) & sara (ピアノ, 打楽器, ハーモニカ)
*録音マスタリング:宇都宮泰

池上 恵一 Information

この度、ASK + POST 所属作家の池上恵一が「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ 2024 in 蔵王」に参加します。

池上は、「ひとひのうた」プロジェクトから、展示「朝――生まれ、目覚める」と、ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード ~茂吉と空と女将のうた~」に、アーティストのひとりとして参加します。公式サイトより開催日時やイベント概要などご確認のうえ、ぜひ会場へお越しください。

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024 in 蔵王
『いのちをうたう』
会 場:蔵王温泉、東北芸術工科大学
会 期:2024年9月1日 (日) − 9月16日 (月・祝)
場 所:https://biennale.tuad.ac.jp/access
料 金:無料 / 一部有料プログラムを予定
W E B:https://biennale.tuad.ac.jp/
主 催:東北芸術工科大学

朝——生まれ、目覚める
池上恵一、原田綾乃、山本桂輔
会 場:丸伝
会 期:2024年9月1日 (日) − 9月16日 (月・祝)
時 間:10:00 – 17:00
場 所:山形県山形市蔵王温泉973-7
料 金:無料

ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード 〜茂吉と空と女将のうた〜」
砂連尾理、菊地将晃、佐藤有華、横田勇吾、加藤由美、兼子京子、中村大史、かわぐちシンゴ、池上恵一、管啓次郎、ダンスワークショップ市民参加者、ほか
会 場:高湯通り、酢川温泉神社、上の台ゲレンデ、ほか map B,C,D,E
会 期:2024年9月7日 (土) 15:00、9月8日 (日) 13:00
料 金:無料

■ 概要
このイベントは、「地域に対し、アートとデザインで何ができるか」という問いのもと、2014年より始まった2年に1度の芸術祭です。6回目の開催となる今回は、これまでメイン会場としていた山形市街地から日本有数の温泉地・蔵王温泉に舞台を移し、1900年の歴史をもつと言われる温泉街にてアートやデザインを展開。「いのちをうたう」をテーマに、「ひとひのうた」「山と土と茶と」「現代山形考~山はうたう~」「夏芸大」の4つのプロジェクトのもと、多数のアーティストやアートディレクターなどが参加し、さまざまな展示やイベントを行います。

■ 公式サイト 特設ページ
◯ 展示「朝――生まれ、目覚める」
 https://biennale.tuad.ac.jp/event/1116.html

◯ ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード ~茂吉と空と女将のうた~」 
 https://biennale.tuad.ac.jp/event/1219.html

◯ アーティスト:池上恵一
 https://biennale.tuad.ac.jp/artist/145.html

王 木易 Information

https://muyiwang.myportfolio.com/
この度、ASK + POST 所属作家の王木易 | Wang Muyi が Gallery Blue 3143 (東京) にて、個展「between the lines」を開催いたします。

2019年南青山にオープンしたGallery Blue 3134にて初めての個展となります。王木易は版画のプロセスを通して書くことと描くことの間のイメージを探ってきました。今回初めて製紙過程を制作に取り入れた新作を多数公開いたします。この機会にぜひご高覧ください。

王 木易 個展
between the lines
会 場:Gallery Blue 3143
会 期:2024年8月24日 (土) − 9月1日 (日)
休廊日:会期中無休
時 間:13:00 – 19:00
場 所:〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14-3-2F
電 話:03-3405-2553(菊池 / Kikuchi)
M a i l:galleryblue3143@gmail.com
W E B:https://gallery-blue3143.jimdosite.com/
主 催:Gallery Blue 3143

■ ステートメント:王 木易
字と絵の違いは何か。記号であること、表象であること、読むもの、見るもの―――自明な点の他に、それは母国と異国の関係とも似ていると思う。ここではないどこかでは、聞いたことのない言語が話され、見たことのない文字を人々が書いている。それは美しい線の重なりであり、リズミカルに流れる音の連続であり、純粋な混沌でもある。それを「理解した」時、眼球の動きは見ることから読むことへと変わる。目ふたつ、耳ふたつ、鼻ふたつ、口ひとつ、7つの穴を空けられた渾沌は死んでしまう。書くでも描くでもない、彫るという行為は、混沌を混沌のまま表現しうる方法だと考えている。つまり、そこには空けられた穴と、その穴であったものが同時に存在しうる。一本引いた線は、左右2回、刀でなぞられなければ線にならない。またなぞられた切り傷を基準として、線以外の部分は彫り捨てられなければならない。残された線、彫り捨てられた余白。ここに展示された作品の原版は、私が書いたもの、描いたもの、歴史的な古筆や写真のスキャン、友人に書いてもらった幼いころの思い出話など、多種多様な内容と言語が混然一体となっている。かつて「製版」される価値のある物語は多くなかった。しかし私にとって製版とはどの線を彫るか、混沌のどこに穴を空けるかというような選択の場である。彫られたもの、彫られなかったもの、そのどちらもが、一つの線、一つの混沌の構成物である。

大前春菜、トーマス・シュヴァーブ、中屋敷智生、松本誠史、Information

この度、ASK + POST 所属作家の大前春菜、トーマス・シュヴァーブ、中屋敷智生、松本誠史は、日韓芸術通信9(京都)に参加いたします。

JAPAN / KOREA ART Communications 9
日韓藝術通信 9
近くて遠い、遠くて近い | カッカプコ モルダ、モルゴ カッカプダ

会 場:The Terminal Kyoto
会 期:2024年9月21日(土) – 10月1日(火)
休廊日:会期中無休
時 間:9:30 -18:00
場 所:京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地
アクセス:市営地下鉄「四条」駅下車(6番出口) 徒歩6分
     阪急電鉄「烏丸」駅下車 徒歩6分
     四条烏丸交差点より徒歩6分
W e b:https://kyoto.theterminal.jp
電 話:075-344-2544
共 催:日韓芸術通信実行委員会、芸術文化洞人 SAEM
助 成:公益財団法人日韓文化交流基金、京都府文化力チャレンジ補助事業
後 援:忠清北道、忠北文化財団
協 力:The Terminal Kyoto

◾︎トークイベント:9月21日(土) 14:30 – 
 ゲスト:紺野 優希(美術批評家)

◾︎出品作家
日本
井上 裕加里|INOUE Yukari
宇野 和幸|UNO Kazuyuki
大前 春菜|OMAE Haruna
河村 啓生|KAWAMURA Norio
シュヴァーブ・トム|SVAB Tomas
武雄 文子|TAKEO Ayako
中屋敷 智生|NAKAYASHIKI Tomonari
長島 さと子|NAGASHIMA Satoko
奈良田 晃治|NARADA Koji
べ・サンスン|BAE Sangsun
松本 誠史|MATSUMOTO Seiji
宮岡 俊夫|MIYAOKA Toshio

韓国
박진명|PARK Jin Myung
최부윤|CHOI Boo Yun
이규식|LEE Gyu Sik
최민건|CHOI Min Gun
박영학|PARK Young Hak
이고운|LEE Go Woon
박세라|PARK Se Ra
박주영|PARK Ju Yeong
이승미|LEE Sung Mi

◾︎概要
わたしたちは2016年より、日本と韓国間の芸術を通した交流を「藝術通信」とし、韓国の清州市、日本の京都市を拠点に両国での展覧会を毎年開催してきました。9年目となる2024年は、日本における展覧会として、「カッカッコ モルダ、モルゴ カッカッダ | 近くて遠い、遠くて近い」を開催します。展覧会タイトルは、韓国の人々が日本を表現する際に使用する「近くて遠い国」という常套句から引用しています。 両国の関係は、我々が展覧会を行ってきた8年の歳月の中だけでも、悪化と好転を繰り返してきました。しかしながら、我々は数々の協働作業を通し、相互理解を徐々に深め、心理的な距離も「近い」と言えるところまで達してきたと感じます。
本展では、継続される交流の中でわたしたちが得た実感を背景として、“それぞれの「私たち」らしさ”と“それぞれの「風土」”というセクションを設けました。2つのセクションを通して、日本と韓国の多様性と共通項を見つめ、国籍や民族意識を超えた新たな視点の提示を目指します。 

勝又公仁彦、中屋敷智生 Information

ASK + POST 所属作家の勝又公仁彦と中屋敷智生は、ART OSAKA 2024(大阪)に参加いたします。

ART OSAKA 2024
Galleries セクション | 中之島【勝又出品 | YOD GALLERY(大阪・東京)】では、ブース形式のフェアを開催します。総勢45軒のギャラリーが一堂に会し、ギャラリスト独自の審美眼で選びぬいた作品が勢揃いします。大阪を代表する近代建築の壮麗な空間と、いまを生きる現代美術作品との‘響演’を体感いただけます。
Expanded セクション | 北加賀屋【中屋敷出品 | KOKI ARTS(東京)】では、大型作品・インスタレーションに特化した本セクションでは、サイトスペシフィックなフェアを展開します。造船所跡地の広大な敷地に加え、新会場となる元家具店のユニークな場所を活かした展示にご期待ください。

【概要】
ART OSAKA 2024
公式URL:https://www.artosaka.jp/2024/jp/
◾︎ Galleries Section | 中之島
日   時:7月19日(金)ー21日(日)
プレビュー:19日(金) 13:00ー19:00 *招待者、プレス関係者のみ
一 般 公 開: 20日(土) 11:00ー19:00
      21日(日) 11:00ー17:00
会   場:大阪市中央公会堂3階(中集会室/小集会室/特別室)
      〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号
W  E  B:https://osaka-chuokokaido.jp

​◾︎ Expanded Section | 北加賀屋
日  時:7月18日(木)ー22日(月)
一般公開:18日(木) 14:00ー19:00
     19日(金)~21日(日) 11:00ー19:00
     22日(月) 11:00ー17:00

Expanded Section
会  場 1クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)
     〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋4-1-55
     Osaka Metro四つ橋線「北加賀屋駅」から徒歩10分
     お車でお越しの方は、敷地内の有料駐車場をご利用ください。
W E B:https://www.namura.cc

Expanded Section
会  場 2kagoo(カグー)
     〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-19
W E B:https://chishima-foundation.com/projects/kagoo
     Osaka Metro四つ橋線「北加賀屋駅」4番出口から徒歩8分

​◾︎ 入場料:ART OSAKA チケット(3会場入場可能)
     オンラインチケット / ¥3,000
     当日窓口 チケット / ¥3,500
     チケット購入はこちら
     招待状をお持ちの方はこちら
     Expandedチケット / ¥1,500 (当日窓口払いのみ)
※上記は税込価格です。
※Galleriesでは小学生以下は無料です。
Expandedでは大学生以下は無料です。但し学生証の提示が必要です。

​◾︎ YOD GALLERY (Galleries セクション | 中之島) : https://www.yodgallery.com/
出展予定作家:蛇目 / 松原秀仁 / MADARA MANJI / モフモフ・コレクティブ / 勝又公仁彦 / 鈴木崇 / 田中和人 / 多和田有希
YOD Galleryは、作家と共に新しい価値観、表現を国内外へ積極的に発信していくことを使命とし2008年に設立しました。芸術表現がグローバル化の傾向にある今、日本にあるプライマリー・ギャラリーとして改めて日本人のアイデンティティを見直し、世界に提示することのできる独自の芸術観を持った作家・作品を見いだし、紹介しています。芸術を通じて様々な価値観を提示・検証することにより、大阪から世界に向けて次世代の文化の発信地として機能していけるよう、様々な活動を行います。

◾︎ KOKI ARTS (Expanded セクション | 北加賀屋):http://www.kokiarts.com
出品作家:中屋敷智生
KOKI ARTSは、ART OSAKA 2024では中屋敷智生の大型作品を中心に、展示空間を絵画で包み込むように展示いたします。
近年、中屋敷はマスキングテープを絵具と同様の画材・メディウムとして使用しており、コラージュや切り絵を彷彿させる独特のレイヤーとテクスチャーのある絵画作品を数多く発表しています。マスキングテープは時に線や色面として、また時に物理的なレイヤーとして画面に出現します。キャンバス上で渾然一体となった絵具・マスキングテープ・余白は図と地の関係を曖昧にし、われわれの網膜像に由来する視覚認識(知覚・直観・思考)がいかに不確かであり、また美しいものであるかということを顕在化するでしょう。

松本 誠史 Information

ASK + POST 所属作家の松本 誠史が ギャラリーヒルゲート-Garden- (京都) にて個展「新塊人と塊獣」を開催いたします。

「新塊人と塊獣」は、2020 – 2023 年に発表された「地中宇宙塊」「新塊陸」「塊人の庭」に続くシリーズ第4弾となります。2024年夏から冬の3シーズンにかけて、ギャラリーヒルゲートの裏庭スペースにて「新塊人と塊獣」が展示されます。この機会にぜひご高覧ください。

新塊人と塊獣
会 場:ギャラリーヒルゲート – Garden –
会 期:2024年7月4日 (木) − 12月22日 (日)
時 間:12:00 – 19:00(日曜日は17:00まで)
休廊日:月曜日
場 所:604-8081 京都府京都市中京区天性寺前町535
電 話:075-231-3702
W E B:http://www.hillgate.jp
主 催:ギャラリーヒルゲート

■ 概要
第4章「新塊人と塊獣」
生物としても機能を携え、蘇った塊人。
地殻変動の生存者の遺伝子を引き継いで派生した塊獣。
両者の邂逅が、地球の存亡に大きく影響を及ぼすこととなる。

中屋敷智生、来田広大 Information

ASK + POST 所属作家の中屋敷智生と来田広大は、このたび、福岡県柳川市の事業として、福島県在住の現代美術家、吉田重信氏による企画展「柳川現代美術計画Ⅱ」に参加いたします。本展では、全国各地から集まった28名のアーティストの作品が、柳川市内の6か所の会場で展示されます。会期中には、参加アーティストによる公開制作やワークショップも予定されています。この機会にぜひ、柳川の歴史的建造物と現代美術の融合をお楽しみください。

柳川現代美術計画 Ⅱ
会 期:2024年7月6日 (土) – 8月10日 (土)
会 場:柳川市内、6か所(*要入場料)
    1. 北原白秋生家・記念館* 
    2. 旧戸島家住宅*
    3. 新外町緑地広場(小野家屋敷跡)
    4. 柳川藩主立花邸御花(東庭園)
    5. 柳川市民文化会館「水都やながわ」
    6. 旧綿貫家住宅*
主 催:柳川市教育委員会
問合せ:柳川市生涯学習課 文化係
    0944-77-8836
    @suito_yanagawa
公式URL:福岡県柳川市WEBサイト

1. 北原白秋生家・記念館
時 間:9:00 – 17:00(最終入館16:30)
休館日:会期中無休
場 所:〒832-0065 福岡県柳川市沖端町55-1
入館料:大人600円 小人250円 学生450円
出品作家:川村 愛 / 川口 あこ / フジモト アキコ / 吉田 重信 / 来田 広大 / バコ・アン / 田崎 宏

2. 旧戸島家住宅
時 間:9:00 – 17:00(最終入館16:30)
休館日:火曜日
場 所:〒832-0067 福岡県柳川市鬼童町49-3
入館料:100円 ※小学生未満及び北原白秋生家・記念館チケット提示者無料
出品作家:田崎 宏 / 川村 爱 / 松坂 涉 / 柏田 彩子 / 浅井 真理子 / 城戸 みゆき / 風間 天心 / 中屋敷 智生 / スザンナ・ニーデラー

​3. 新外町緑地広場(小野家屋敷跡)
時 間:常時開放
休館日:会期中無休
場 所:〒832-0069 福岡県柳川市新外町52
入館料:無料
出品作家:小野田 賢三 / 鳥越 一輝

4. 柳川藩主立花邸御花(東庭園)
時 間:10:00 – 17:00
休館日:会期中無休
場 所:〒832-0069 福岡県柳川市新外町1
入園料:無料 ※松濤園・大広間・立花家史料館は有料
出品作家:パコ・アン / 吉田 重信

5. 柳川市民文化会館「水都やながわ」
時 間:9:00 – 22:00
休館日:月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)
場 所:〒832-0058 福岡県柳川市上宮永町 43番地1
入館料:無料
出品作家:千葉 幸子 / 小峰 宏美 / 小池 芽英子 / 福井 祐介 / 川口 あこ / 荒木 晋太郎 / 橋本 次郎 / 青木 ひろゆき / 君平
公開制作:福井祐介・7/5 (金) ~ 7/7 (日)

6. 旧綿貫家住宅
時 間:10:00 – 17:00
休館日:月曜日〜木曜日
場 所:〒832-0812 福岡県柳川市三橋町五拾町337
入館料:500円
出品作家:青木 聖吾 / 大島 康幸 / 青山 ひろゆき / 徳田 直弘 / 中屋敷 智生 / 福井 祐介 / 風間 天心 / 小池 芽英子 / パコ・アン / 田崎 宏 / 吉田 重信 / 倉谷 拓朴 / 鳥越 一輝 / 松坂 渉 ✕ 千葉 幸子(コラボレーション)
ワークショップ:フジモトアキコ・7/6 (土), 7/7 (日)
        川村愛・7/13 (土), 7/14 (日)

◾️ 参加作家
風間 天心(現代美術)/ 千葉 幸子(油彩)/ 松坂 渉(鋳造)/ 青山 ひろゆき(絵画)/ 田崎 宏(陶芸)/ 吉田 重信(インスタレーション)/ 小野田 賢三(コンセプチュアルアート)/ 青木 聖吾(絵画)/ 浅井 真理子(インスタレーション)/ 福井 祐介(絵画・インスタレーション)/ 柏田 彩子(絵画・造形)/ 小峯 宏美(写真)/ 大島 康幸(彫刻) / 倉谷 拓朴(写真・インスタレーション)/ 荒木 晋太郎(絵画)/ 来田 広大(絵画)/ 城戸 みゆき(インスタレーション)/ 君平(彫刻) / 小池 芽英子(インスタレーション) / 中屋敷 智生(絵画・彫刻)/ フジモト アキコ(立体造形)/ 橋本 次郎(サウンドアート)/ 川口 あこ(インスタレーション)/ 川村 愛(日本画)/ 徳田 直弘(インスタレーション)/ 鳥越 一輝(インスタレーション)/ パコ・アン(現代美術)/ スザンナ・ニーデラー(インスタレーション)

中屋敷 智生 Information

ASK + POST 所属作家の中屋敷智生が 2kw gallery (滋賀) にて 個展「ばからくう」を開催いたします。
https://nakayashiki.wixsite.com/tomonari

中屋敷 智生 個展
ばからくう -Bakaraku-

会 場:2kw gallery
会 期:2024年6月1日 (土) – 6月23日 (日)
時 間:13:00-19:00 最終日は17:00まで
休廊日:月・火・水
場 所:〒520-0053  滋賀県大津市音羽台3-29-1
    JR東海道本線大津駅南口改札より徒歩5分
    京阪京津線上栄町駅より東南へ徒歩8分
W  E  B:http://www.2kwgallery.com/index.html
T   E   L:090-5241-8096
E MAIL:info@2kwgallery.com
主 催:2kw gallery

■ ​ギャラリー・インビテーション:2kw gallery
 この度 2kw galleryでは、画家・中屋敷智生個展「ばからくう」を開催いたします。
近年、中屋敷はマスキングテープを絵具と同様の画材・メディウムとして使用しており、コラージュや切り絵を彷彿させる独特のレイヤーとテクスチャーのある絵画作品を数多く発表しています。マスキングテープは時に線や色面として、また時に物理的なレイヤーとして画面に出現します。キャンバス上で渾然一体となった絵具・マスキングテープ・余白は図と地の関係を曖昧にし、われわれの網膜像に由来する視覚認識(知覚・直観・思考)がいかに不確かであり、また美しいものであるかということを顕在化するでしょう。この機会にご高覧いただけますと幸いです。

■ ステートメント:中屋敷 智生
 本展「ばからくう」は大型作品を中心に、ギャラリー全体を絵画で包み込むような空間として構成しています。この試みは、マーク・ロスコが1958年に「シーグラム壁画*」を制作した際の、「絵画ではなく場を作った」という言葉にインスピレーションを得ています。ロスコは抽象表現主義の画家でしたが、フォーマリズムには傾倒せず、独自の神秘思想やギリシャ神話などの宗教的要素を作品に取り入れました。しかし、展示空間に「場」を生成するという考えは、ともすると絵画から自立性を奪い、それらを環境装飾へと近づけてしまう危険性をはらんでいます。絵画はそのとき、鑑賞者を自らの前に立ち止まらせる力を失い、むしろ彼らを止めどない歩行へといざなうことになるでしょう。わたしたちは、シーグラム壁画でロスコが目指した「場」という理想郷に、安易に足を踏み入れるべきではないのかもしれません。

 それを踏まえた上で、わたしが志す「絵画=場」とは、絵画を矩形から解放する試みでも、絵画を現実空間から分かつフレームを否定するものでもありません。相容れない複数のレイヤー、色彩や線の戯れによって生まれる現象としての絵画は、やがて「場」を通して他者のまなざしに遭遇します。絵画と鑑賞者は異なる志向性を持つがゆえに互いの理解を求め合い、「見る/見られる」というバトンを絶え間なく交換し続けます。このことはやがて「見るもの/見られるもの」の境界を曖昧にし、主客をゆるやかに再統合し始めるでしょう。こうしてわたしたちのまなざしは、主体も客体も、存在も無も、それら全てを包括する場所としての「絶対無」、すなわち仏教で説かれる「空」の状態へと還元されていくはずです。わたしは、自らが生み出す「絵画=場」において、「場」から「空」が紡ぎ出されるプロセスに限りなく迫りたい。そして、また、えがく、ことが、できればと考えています。

 *アメリカの抽象画家、マーク・ロスコ(1903-1970)の「シーグラム壁画」と呼ばれる作品群は、50代半ばにして大家として認められたロスコが、1958年春、マンハッタンに新しくできるシーグラム・ビル内のレストラン「フォー・シーズンズ」のために制作を依頼されたものです。最高級の料理と優れた現代アートを提供するというコンセプトのもとに、ロスコがレストランの一室の装飾を任されたのでした。しかし、ロスコが新境地を開いたシーグラム壁画は、その完成後にレストランで飾られることはありませんでした。なぜなら、オープン前の店を一足先に訪れたロスコはその雰囲気に幻滅し、契約を破棄したためです。こうして一度は行き場をなくした絵画群でしたが、うち9点が1970年にロンドンのテート・ギャラリー(現テート・モダン)へ寄贈され、1990年には7点がDIC川村記念美術館へ収蔵されることになりました。以来、このふたつの美術館ではシーグラム壁画のために一室を設け、常時公開しています。そのほか、ワシントンDCのフィリップス・コレクションにある「ロスコ・ルーム」、ヒューストンの「ロスコ・チャペル」を合わせると、ロスコの作品のみで出来上がった空間は世界に4ヶ所現存しています。

​■ 画像
There is / 2024 / 油彩、アクリル、​ソリッドマーカー、テープ、キャンバス / 2610×1940mm