「メキシコでのこと アートと文化人類学から」

Alt Space POSTからトークイベントのお知らせです。
12月23日(日)18:00からA.S.K.スタジオ3Fにて、トークイベント「メキシコでのこと アートと文化人類学から」 を開催いたします。

A.S.K. / Alt Space POST 企画
「メキシコでのこと アートと文化人類学から」
来田広大(現代美術作家)×荒井規向(ラテンアメリカ研究者)  トークセッション

日程: 2018年12月23日(日)18:00~19:30
場所: A.S.K.スタジオ3F 〒616-0055 京都府京都市右京区西院西田町12YAEMON ビル
(最寄り駅:阪急西京極駅 徒歩約10分、京都市バス京都外大前 徒歩約10分)
主催・企画: Alt Space POST (A.S.K.1F ギャラリースペースにて、トークに関する資料やメキシコで制作した来田の作品展示もあります) https://alt.space-post.org
後援: Atelier Share Kyoto、ART OFFICE OZASA
トーク終了後、忘年会予定(※参加される方は参加費700円いただきます)
駐車場はございませんので、公共交通機関をご利用頂くか、お車でお越しの際には近くのコインパーキングなどをご利用ください。
※会場ではストーブを用意しておりますが、かなり寒いことが予想されますので暖かい格好でお越しください。

概要:
ポーラ美術振興財団と野村財団の助成を受けて2016年からの約一年半の間、メキシコに滞在した現代美術作家の来田広大と、メキシコ国立自治大学(UNAM)博士課程に在籍しラテンアメリカ研究を専攻している荒井規向とのトークセッションを開催いたします。
来田は、メキシコシティでのアーティスト・イン・レジデンスや、チアパス州の山間部やイスタシワトル山の登山でリサーチした個展の報告、隣国キューバでの旅についてなどを話し、 荒井は、メキシコの先住民族が多く住むコミュニティにて行なっている独自のフィールドワークから、文化人類学や経済学にも通じる自身の研究テーマである「贈与」について語ります。最近はフィールドワークの範囲を広げ、ボリビアのアンデス地帯においても調査を開始しており、スライドを交えながらお話します。
植民地時代や革命運動など、複雑な歴史や混合した色鮮やかな文化・宗教を持つメキシコやラテンアメリカを知るということは、どういった意味があるのでしょうか。
アートと文化人類学、異なる二人の活動を通じてそれぞれの視点から浮かび上がるラテンアメリカの世界を、是非お気軽に聞きに来てださい。
(トーク終了後、ささやかですがメキシコ料理を囲んで忘年会を催します)

来田 広大 (きた こうだい)
1985年兵庫県生まれ 2010年東京藝術大学大学院美術研究科油画技法材料研究室修了後、各地でのフィールドワークをもとにインスタレーションや絵画を制作。2016年にポーラ美術振興財団在外研修員としてメキシコで研修。VOCA展、高松市美術館、メキシコシティなどで作品を発表。現在A.S.K.スタジオ(京都)を拠点に活動。

荒井 規向 (あらい のりひさ)
1986年三重県生まれ 2003年コスタリカ留学 2011年大阪大学外国語学部卒業後は就職するも、2013年日墨交流計画にてメキシコに渡る。2016年メキシコ国立自治大学哲文学部ラテンアメリカ研究科修士課程を卒業。現在は同博士課程にて、メソアメリカ先住民とアンデス地域先住民の互酬的社会経済関係の研究を行っている。

フライヤーデザイン:奈良田晃治

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