この度、Alt Space POST では、OPEN ARTISTS’ STUDIO 2025 の開催に伴い、Alt Space POST 企画展、花岡 伸宏個展「家族の肖像」を開催いたします。
花岡 伸宏は、1980年広島生まれ、京都在住。2006年京都精華大学大学院芸術研究科博士前期課程修了。木彫を中心に、身の回りの素材や既製品を無秩序に組み合わせ、意味の解体と再構築を試みる立体作品を制作している。 – Alt Space POST
“OPEN ARTISTS’ STUDIO 2025”
Alt Space POST 企画展
花岡 伸宏「家族の肖像」
会 期:2025年3月1日 (土) – 3月2日 (日) スタジオ1F
時 間:10:00 – 18:00
会 場:A.S.K. – Atelier ShareKyoto + Alt Space POST 1F
京都府京都市右京区西院西田町12 YAEMONビル
最寄り駅:阪急 西京極駅より徒歩10分
京都市バス 京都外大前より徒歩7分
京都市バス 京都光華女子学園前より徒歩6分
主 催:Alt Space POST
後 援:Atelier Share Kyoto, ART OFFICE OZASA, ARTISTS FAIR KYOTO 実行委員会事務局
花岡 伸宏 | HANAOKA Nobuhiro
つくるということ。
それは生活の延長線上にある “彫刻する” という行為であり、また、それは私にとって個と最大に向き合うことのできる優れた遊びのようなものでもあります。
制作では主な素材として、日用品(衣類、雑誌、畳など)、 木材、木彫、ドローイングした布などを用いてそれらを構成していきます。そしてある時はまた、完成した作品を解体、切断し再構成を繰り返し行うこともあります。
私は、こうした構成の反復を繰り返し行うことで作品の完成に時間軸を与え、そこに存在する物質そのものの永続性について言及することができるのではないかと考えています。また、この反復の行為は自身の日々繰り返し行われる日常生活とも結びついており、制作の中で現れたこれらのオブジェクトは言い換えれば、私自身の肖像であるともいえます。