池上 恵一 Information

この度、ASK + POST 所属作家の池上恵一が「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ 2024 in 蔵王」に参加します。

池上は、「ひとひのうた」プロジェクトから、展示「朝――生まれ、目覚める」と、ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード ~茂吉と空と女将のうた~」に、アーティストのひとりとして参加します。公式サイトより開催日時やイベント概要などご確認のうえ、ぜひ会場へお越しください。

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2024 in 蔵王
『いのちをうたう』
会 場:蔵王温泉、東北芸術工科大学
会 期:2024年9月1日 (日) − 9月16日 (月・祝)
場 所:https://biennale.tuad.ac.jp/access
料 金:無料 / 一部有料プログラムを予定
W E B:https://biennale.tuad.ac.jp/
主 催:東北芸術工科大学

朝——生まれ、目覚める
池上恵一、原田綾乃、山本桂輔
会 場:丸伝
会 期:2024年9月1日 (日) − 9月16日 (月・祝)
時 間:10:00 – 17:00
場 所:山形県山形市蔵王温泉973-7
料 金:無料

ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード 〜茂吉と空と女将のうた〜」
砂連尾理、菊地将晃、佐藤有華、横田勇吾、加藤由美、兼子京子、中村大史、かわぐちシンゴ、池上恵一、管啓次郎、ダンスワークショップ市民参加者、ほか
会 場:高湯通り、酢川温泉神社、上の台ゲレンデ、ほか map B,C,D,E
会 期:2024年9月7日 (土) 15:00、9月8日 (日) 13:00
料 金:無料

■ 概要
このイベントは、「地域に対し、アートとデザインで何ができるか」という問いのもと、2014年より始まった2年に1度の芸術祭です。6回目の開催となる今回は、これまでメイン会場としていた山形市街地から日本有数の温泉地・蔵王温泉に舞台を移し、1900年の歴史をもつと言われる温泉街にてアートやデザインを展開。「いのちをうたう」をテーマに、「ひとひのうた」「山と土と茶と」「現代山形考~山はうたう~」「夏芸大」の4つのプロジェクトのもと、多数のアーティストやアートディレクターなどが参加し、さまざまな展示やイベントを行います。

■ 公式サイト 特設ページ
◯ 展示「朝――生まれ、目覚める」
 https://biennale.tuad.ac.jp/event/1116.html

◯ ダンスパフォーマンス「ひとひのパレード ~茂吉と空と女将のうた~」 
 https://biennale.tuad.ac.jp/event/1219.html

◯ アーティスト:池上恵一
 https://biennale.tuad.ac.jp/artist/145.html

王 木易 Information

https://muyiwang.myportfolio.com/
この度、ASK + POST 所属作家の王木易 | Wang Muyi が Gallery Blue 3143 (東京) にて、個展「between the lines」を開催いたします。

2019年南青山にオープンしたGallery Blue 3134にて初めての個展となります。王木易は版画のプロセスを通して書くことと描くことの間のイメージを探ってきました。今回初めて製紙過程を制作に取り入れた新作を多数公開いたします。この機会にぜひご高覧ください。

王 木易 個展
between the lines
会 場:Gallery Blue 3143
会 期:2024年8月24日 (土) − 9月1日 (日)
休廊日:会期中無休
時 間:13:00 – 19:00
場 所:〒107-0062 東京都港区南青山3丁目14-3-2F
電 話:03-3405-2553(菊池 / Kikuchi)
M a i l:galleryblue3143@gmail.com
W E B:https://gallery-blue3143.jimdosite.com/
主 催:Gallery Blue 3143

■ ステートメント:王 木易
字と絵の違いは何か。記号であること、表象であること、読むもの、見るもの―――自明な点の他に、それは母国と異国の関係とも似ていると思う。ここではないどこかでは、聞いたことのない言語が話され、見たことのない文字を人々が書いている。それは美しい線の重なりであり、リズミカルに流れる音の連続であり、純粋な混沌でもある。それを「理解した」時、眼球の動きは見ることから読むことへと変わる。目ふたつ、耳ふたつ、鼻ふたつ、口ひとつ、7つの穴を空けられた渾沌は死んでしまう。書くでも描くでもない、彫るという行為は、混沌を混沌のまま表現しうる方法だと考えている。つまり、そこには空けられた穴と、その穴であったものが同時に存在しうる。一本引いた線は、左右2回、刀でなぞられなければ線にならない。またなぞられた切り傷を基準として、線以外の部分は彫り捨てられなければならない。残された線、彫り捨てられた余白。ここに展示された作品の原版は、私が書いたもの、描いたもの、歴史的な古筆や写真のスキャン、友人に書いてもらった幼いころの思い出話など、多種多様な内容と言語が混然一体となっている。かつて「製版」される価値のある物語は多くなかった。しかし私にとって製版とはどの線を彫るか、混沌のどこに穴を空けるかというような選択の場である。彫られたもの、彫られなかったもの、そのどちらもが、一つの線、一つの混沌の構成物である。

大前春菜、トーマス・シュヴァーブ、中屋敷智生、松本誠史、Information

この度、ASK + POST 所属作家の大前春菜、トーマス・シュヴァーブ、中屋敷智生、松本誠史は、日韓芸術通信9(京都)に参加いたします。

JAPAN / KOREA ART Communications 9
日韓藝術通信 9
近くて遠い、遠くて近い | カッカプコ モルダ、モルゴ カッカプダ

会 場:The Terminal Kyoto
会 期:2024年9月21日(土) – 10月1日(火)
休廊日:会期中無休
時 間:9:30 -18:00
場 所:京都市下京区新町通仏光寺下ル岩戸山町424番地
アクセス:市営地下鉄「四条」駅下車(6番出口) 徒歩6分
     阪急電鉄「烏丸」駅下車 徒歩6分
     四条烏丸交差点より徒歩6分
W e b:https://kyoto.theterminal.jp
電 話:075-344-2544
共 催:日韓芸術通信実行委員会、芸術文化洞人 SAEM
助 成:公益財団法人日韓文化交流基金、京都府文化力チャレンジ補助事業
後 援:忠清北道、忠北文化財団
協 力:The Terminal Kyoto

◾︎トークイベント:9月21日(土) 14:30 – 
 ゲスト:紺野 優希(美術批評家)

◾︎出品作家
日本
井上 裕加里|INOUE Yukari
宇野 和幸|UNO Kazuyuki
大前 春菜|OMAE Haruna
河村 啓生|KAWAMURA Norio
シュヴァーブ・トム|SVAB Tomas
武雄 文子|TAKEO Ayako
中屋敷 智生|NAKAYASHIKI Tomonari
長島 さと子|NAGASHIMA Satoko
奈良田 晃治|NARADA Koji
べ・サンスン|BAE Sangsun
松本 誠史|MATSUMOTO Seiji
宮岡 俊夫|MIYAOKA Toshio

韓国
박진명|PARK Jin Myung
최부윤|CHOI Boo Yun
이규식|LEE Gyu Sik
최민건|CHOI Min Gun
박영학|PARK Young Hak
이고운|LEE Go Woon
박세라|PARK Se Ra
박주영|PARK Ju Yeong
이승미|LEE Sung Mi

◾︎概要
わたしたちは2016年より、日本と韓国間の芸術を通した交流を「藝術通信」とし、韓国の清州市、日本の京都市を拠点に両国での展覧会を毎年開催してきました。9年目となる2024年は、日本における展覧会として、「カッカッコ モルダ、モルゴ カッカッダ | 近くて遠い、遠くて近い」を開催します。展覧会タイトルは、韓国の人々が日本を表現する際に使用する「近くて遠い国」という常套句から引用しています。 両国の関係は、我々が展覧会を行ってきた8年の歳月の中だけでも、悪化と好転を繰り返してきました。しかしながら、我々は数々の協働作業を通し、相互理解を徐々に深め、心理的な距離も「近い」と言えるところまで達してきたと感じます。
本展では、継続される交流の中でわたしたちが得た実感を背景として、“それぞれの「私たち」らしさ”と“それぞれの「風土」”というセクションを設けました。2つのセクションを通して、日本と韓国の多様性と共通項を見つめ、国籍や民族意識を超えた新たな視点の提示を目指します。 

勝又公仁彦、中屋敷智生 Information

ASK + POST 所属作家の勝又公仁彦と中屋敷智生は、ART OSAKA 2024(大阪)に参加いたします。

ART OSAKA 2024
Galleries セクション | 中之島【勝又出品 | YOD GALLERY(大阪・東京)】では、ブース形式のフェアを開催します。総勢45軒のギャラリーが一堂に会し、ギャラリスト独自の審美眼で選びぬいた作品が勢揃いします。大阪を代表する近代建築の壮麗な空間と、いまを生きる現代美術作品との‘響演’を体感いただけます。
Expanded セクション | 北加賀屋【中屋敷出品 | KOKI ARTS(東京)】では、大型作品・インスタレーションに特化した本セクションでは、サイトスペシフィックなフェアを展開します。造船所跡地の広大な敷地に加え、新会場となる元家具店のユニークな場所を活かした展示にご期待ください。

【概要】
ART OSAKA 2024
公式URL:https://www.artosaka.jp/2024/jp/
◾︎ Galleries Section | 中之島
日   時:7月19日(金)ー21日(日)
プレビュー:19日(金) 13:00ー19:00 *招待者、プレス関係者のみ
一 般 公 開: 20日(土) 11:00ー19:00
      21日(日) 11:00ー17:00
会   場:大阪市中央公会堂3階(中集会室/小集会室/特別室)
      〒530-0005 大阪市北区中之島1丁目1番27号
W  E  B:https://osaka-chuokokaido.jp

​◾︎ Expanded Section | 北加賀屋
日  時:7月18日(木)ー22日(月)
一般公開:18日(木) 14:00ー19:00
     19日(金)~21日(日) 11:00ー19:00
     22日(月) 11:00ー17:00

Expanded Section
会  場 1クリエイティブセンター大阪(名村造船所大阪工場跡地)
     〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋4-1-55
     Osaka Metro四つ橋線「北加賀屋駅」から徒歩10分
     お車でお越しの方は、敷地内の有料駐車場をご利用ください。
W E B:https://www.namura.cc

Expanded Section
会  場 2kagoo(カグー)
     〒559-0011 大阪市住之江区北加賀屋5-4-19
W E B:https://chishima-foundation.com/projects/kagoo
     Osaka Metro四つ橋線「北加賀屋駅」4番出口から徒歩8分

​◾︎ 入場料:ART OSAKA チケット(3会場入場可能)
     オンラインチケット / ¥3,000
     当日窓口 チケット / ¥3,500
     チケット購入はこちら
     招待状をお持ちの方はこちら
     Expandedチケット / ¥1,500 (当日窓口払いのみ)
※上記は税込価格です。
※Galleriesでは小学生以下は無料です。
Expandedでは大学生以下は無料です。但し学生証の提示が必要です。

​◾︎ YOD GALLERY (Galleries セクション | 中之島) : https://www.yodgallery.com/
出展予定作家:蛇目 / 松原秀仁 / MADARA MANJI / モフモフ・コレクティブ / 勝又公仁彦 / 鈴木崇 / 田中和人 / 多和田有希
YOD Galleryは、作家と共に新しい価値観、表現を国内外へ積極的に発信していくことを使命とし2008年に設立しました。芸術表現がグローバル化の傾向にある今、日本にあるプライマリー・ギャラリーとして改めて日本人のアイデンティティを見直し、世界に提示することのできる独自の芸術観を持った作家・作品を見いだし、紹介しています。芸術を通じて様々な価値観を提示・検証することにより、大阪から世界に向けて次世代の文化の発信地として機能していけるよう、様々な活動を行います。

◾︎ KOKI ARTS (Expanded セクション | 北加賀屋):http://www.kokiarts.com
出品作家:中屋敷智生
KOKI ARTSは、ART OSAKA 2024では中屋敷智生の大型作品を中心に、展示空間を絵画で包み込むように展示いたします。
近年、中屋敷はマスキングテープを絵具と同様の画材・メディウムとして使用しており、コラージュや切り絵を彷彿させる独特のレイヤーとテクスチャーのある絵画作品を数多く発表しています。マスキングテープは時に線や色面として、また時に物理的なレイヤーとして画面に出現します。キャンバス上で渾然一体となった絵具・マスキングテープ・余白は図と地の関係を曖昧にし、われわれの網膜像に由来する視覚認識(知覚・直観・思考)がいかに不確かであり、また美しいものであるかということを顕在化するでしょう。

松本 誠史 Information

ASK + POST 所属作家の松本 誠史が ギャラリーヒルゲート-Garden- (京都) にて個展「新塊人と塊獣」を開催いたします。

「新塊人と塊獣」は、2020 – 2023 年に発表された「地中宇宙塊」「新塊陸」「塊人の庭」に続くシリーズ第4弾となります。2024年夏から冬の3シーズンにかけて、ギャラリーヒルゲートの裏庭スペースにて「新塊人と塊獣」が展示されます。この機会にぜひご高覧ください。

新塊人と塊獣
会 場:ギャラリーヒルゲート – Garden –
会 期:2024年7月4日 (木) − 12月22日 (日)
時 間:12:00 – 19:00(日曜日は17:00まで)
休廊日:月曜日
場 所:604-8081 京都府京都市中京区天性寺前町535
電 話:075-231-3702
W E B:http://www.hillgate.jp
主 催:ギャラリーヒルゲート

■ 概要
第4章「新塊人と塊獣」
生物としても機能を携え、蘇った塊人。
地殻変動の生存者の遺伝子を引き継いで派生した塊獣。
両者の邂逅が、地球の存亡に大きく影響を及ぼすこととなる。

中屋敷智生、来田広大 Information

ASK + POST 所属作家の中屋敷智生と来田広大は、このたび、福岡県柳川市の事業として、福島県在住の現代美術家、吉田重信氏による企画展「柳川現代美術計画Ⅱ」に参加いたします。本展では、全国各地から集まった28名のアーティストの作品が、柳川市内の6か所の会場で展示されます。会期中には、参加アーティストによる公開制作やワークショップも予定されています。この機会にぜひ、柳川の歴史的建造物と現代美術の融合をお楽しみください。

柳川現代美術計画 Ⅱ
会 期:2024年7月6日 (土) – 8月10日 (土)
会 場:柳川市内、6か所(*要入場料)
    1. 北原白秋生家・記念館* 
    2. 旧戸島家住宅*
    3. 新外町緑地広場(小野家屋敷跡)
    4. 柳川藩主立花邸御花(東庭園)
    5. 柳川市民文化会館「水都やながわ」
    6. 旧綿貫家住宅*
主 催:柳川市教育委員会
問合せ:柳川市生涯学習課 文化係
    0944-77-8836
    @suito_yanagawa
公式URL:福岡県柳川市WEBサイト

1. 北原白秋生家・記念館
時 間:9:00 – 17:00(最終入館16:30)
休館日:会期中無休
場 所:〒832-0065 福岡県柳川市沖端町55-1
入館料:大人600円 小人250円 学生450円
出品作家:川村 愛 / 川口 あこ / フジモト アキコ / 吉田 重信 / 来田 広大 / バコ・アン / 田崎 宏

2. 旧戸島家住宅
時 間:9:00 – 17:00(最終入館16:30)
休館日:火曜日
場 所:〒832-0067 福岡県柳川市鬼童町49-3
入館料:100円 ※小学生未満及び北原白秋生家・記念館チケット提示者無料
出品作家:田崎 宏 / 川村 爱 / 松坂 涉 / 柏田 彩子 / 浅井 真理子 / 城戸 みゆき / 風間 天心 / 中屋敷 智生 / スザンナ・ニーデラー

​3. 新外町緑地広場(小野家屋敷跡)
時 間:常時開放
休館日:会期中無休
場 所:〒832-0069 福岡県柳川市新外町52
入館料:無料
出品作家:小野田 賢三 / 鳥越 一輝

4. 柳川藩主立花邸御花(東庭園)
時 間:10:00 – 17:00
休館日:会期中無休
場 所:〒832-0069 福岡県柳川市新外町1
入園料:無料 ※松濤園・大広間・立花家史料館は有料
出品作家:パコ・アン / 吉田 重信

5. 柳川市民文化会館「水都やながわ」
時 間:9:00 – 22:00
休館日:月曜日 (祝日の場合は翌火曜日)
場 所:〒832-0058 福岡県柳川市上宮永町 43番地1
入館料:無料
出品作家:千葉 幸子 / 小峰 宏美 / 小池 芽英子 / 福井 祐介 / 川口 あこ / 荒木 晋太郎 / 橋本 次郎 / 青木 ひろゆき / 君平
公開制作:福井祐介・7/5 (金) ~ 7/7 (日)

6. 旧綿貫家住宅
時 間:10:00 – 17:00
休館日:月曜日〜木曜日
場 所:〒832-0812 福岡県柳川市三橋町五拾町337
入館料:500円
出品作家:青木 聖吾 / 大島 康幸 / 青山 ひろゆき / 徳田 直弘 / 中屋敷 智生 / 福井 祐介 / 風間 天心 / 小池 芽英子 / パコ・アン / 田崎 宏 / 吉田 重信 / 倉谷 拓朴 / 鳥越 一輝 / 松坂 渉 ✕ 千葉 幸子(コラボレーション)
ワークショップ:フジモトアキコ・7/6 (土), 7/7 (日)
        川村愛・7/13 (土), 7/14 (日)

◾️ 参加作家
風間 天心(現代美術)/ 千葉 幸子(油彩)/ 松坂 渉(鋳造)/ 青山 ひろゆき(絵画)/ 田崎 宏(陶芸)/ 吉田 重信(インスタレーション)/ 小野田 賢三(コンセプチュアルアート)/ 青木 聖吾(絵画)/ 浅井 真理子(インスタレーション)/ 福井 祐介(絵画・インスタレーション)/ 柏田 彩子(絵画・造形)/ 小峯 宏美(写真)/ 大島 康幸(彫刻) / 倉谷 拓朴(写真・インスタレーション)/ 荒木 晋太郎(絵画)/ 来田 広大(絵画)/ 城戸 みゆき(インスタレーション)/ 君平(彫刻) / 小池 芽英子(インスタレーション) / 中屋敷 智生(絵画・彫刻)/ フジモト アキコ(立体造形)/ 橋本 次郎(サウンドアート)/ 川口 あこ(インスタレーション)/ 川村 愛(日本画)/ 徳田 直弘(インスタレーション)/ 鳥越 一輝(インスタレーション)/ パコ・アン(現代美術)/ スザンナ・ニーデラー(インスタレーション)

中屋敷 智生 Information

ASK + POST 所属作家の中屋敷智生が 2kw gallery (滋賀) にて 個展「ばからくう」を開催いたします。
https://nakayashiki.wixsite.com/tomonari

中屋敷 智生 個展
ばからくう -Bakaraku-

会 場:2kw gallery
会 期:2024年6月1日 (土) – 6月23日 (日)
時 間:13:00-19:00 最終日は17:00まで
休廊日:月・火・水
場 所:〒520-0053  滋賀県大津市音羽台3-29-1
    JR東海道本線大津駅南口改札より徒歩5分
    京阪京津線上栄町駅より東南へ徒歩8分
W  E  B:http://www.2kwgallery.com/index.html
T   E   L:090-5241-8096
E MAIL:info@2kwgallery.com
主 催:2kw gallery

■ ​ギャラリー・インビテーション:2kw gallery
 この度 2kw galleryでは、画家・中屋敷智生個展「ばからくう」を開催いたします。
近年、中屋敷はマスキングテープを絵具と同様の画材・メディウムとして使用しており、コラージュや切り絵を彷彿させる独特のレイヤーとテクスチャーのある絵画作品を数多く発表しています。マスキングテープは時に線や色面として、また時に物理的なレイヤーとして画面に出現します。キャンバス上で渾然一体となった絵具・マスキングテープ・余白は図と地の関係を曖昧にし、われわれの網膜像に由来する視覚認識(知覚・直観・思考)がいかに不確かであり、また美しいものであるかということを顕在化するでしょう。この機会にご高覧いただけますと幸いです。

■ ステートメント:中屋敷 智生
 本展「ばからくう」は大型作品を中心に、ギャラリー全体を絵画で包み込むような空間として構成しています。この試みは、マーク・ロスコが1958年に「シーグラム壁画*」を制作した際の、「絵画ではなく場を作った」という言葉にインスピレーションを得ています。ロスコは抽象表現主義の画家でしたが、フォーマリズムには傾倒せず、独自の神秘思想やギリシャ神話などの宗教的要素を作品に取り入れました。しかし、展示空間に「場」を生成するという考えは、ともすると絵画から自立性を奪い、それらを環境装飾へと近づけてしまう危険性をはらんでいます。絵画はそのとき、鑑賞者を自らの前に立ち止まらせる力を失い、むしろ彼らを止めどない歩行へといざなうことになるでしょう。わたしたちは、シーグラム壁画でロスコが目指した「場」という理想郷に、安易に足を踏み入れるべきではないのかもしれません。

 それを踏まえた上で、わたしが志す「絵画=場」とは、絵画を矩形から解放する試みでも、絵画を現実空間から分かつフレームを否定するものでもありません。相容れない複数のレイヤー、色彩や線の戯れによって生まれる現象としての絵画は、やがて「場」を通して他者のまなざしに遭遇します。絵画と鑑賞者は異なる志向性を持つがゆえに互いの理解を求め合い、「見る/見られる」というバトンを絶え間なく交換し続けます。このことはやがて「見るもの/見られるもの」の境界を曖昧にし、主客をゆるやかに再統合し始めるでしょう。こうしてわたしたちのまなざしは、主体も客体も、存在も無も、それら全てを包括する場所としての「絶対無」、すなわち仏教で説かれる「空」の状態へと還元されていくはずです。わたしは、自らが生み出す「絵画=場」において、「場」から「空」が紡ぎ出されるプロセスに限りなく迫りたい。そして、また、えがく、ことが、できればと考えています。

 *アメリカの抽象画家、マーク・ロスコ(1903-1970)の「シーグラム壁画」と呼ばれる作品群は、50代半ばにして大家として認められたロスコが、1958年春、マンハッタンに新しくできるシーグラム・ビル内のレストラン「フォー・シーズンズ」のために制作を依頼されたものです。最高級の料理と優れた現代アートを提供するというコンセプトのもとに、ロスコがレストランの一室の装飾を任されたのでした。しかし、ロスコが新境地を開いたシーグラム壁画は、その完成後にレストランで飾られることはありませんでした。なぜなら、オープン前の店を一足先に訪れたロスコはその雰囲気に幻滅し、契約を破棄したためです。こうして一度は行き場をなくした絵画群でしたが、うち9点が1970年にロンドンのテート・ギャラリー(現テート・モダン)へ寄贈され、1990年には7点がDIC川村記念美術館へ収蔵されることになりました。以来、このふたつの美術館ではシーグラム壁画のために一室を設け、常時公開しています。そのほか、ワシントンDCのフィリップス・コレクションにある「ロスコ・ルーム」、ヒューストンの「ロスコ・チャペル」を合わせると、ロスコの作品のみで出来上がった空間は世界に4ヶ所現存しています。

​■ 画像
There is / 2024 / 油彩、アクリル、​ソリッドマーカー、テープ、キャンバス / 2610×1940mm

来田 広大 Information

ASK + POST 所属作家の来田 広大が CLEAR GALLERY TOKYO (東京) にて個展「Narrative Landscape」を開催いたします。

来田 広大 個展 - Narrative Landscape –
会 場:CLEAR GALLERY TOKYO
会 期:2024年 2月9日 (土) – 3月2日 (日)
時 間:12:00 – 18:00
休廊日:日.月.祝
場 所:東京都港区六本木7丁目18-8岸田ビル2F
T E L: +81-3-3405-8438
メール:contact@cleargallerytokyo.com
W E B :CLEAR GALLERY TOKYO
主 催:CLEAR GALLERY TOKYO 

概要
この度CLEAR GALLERY TOKYO は、来田広大の個展「Narrative Landscape」を開催いたします。
弊廊で3年ぶりの個展となる本展では、来田が旅先で購入した古本に引かれていた線を起点に、新たに紡がれる物語とその風景を描いた新作の絵画を発表いたします。

来田は国内外各地でのフィールドワークをもとに、絵画やインスタレーション、野外ドローイング、映像などの媒体で、身体的経験を通じた作品を制作しています。
幼少より登山に親しんできた来田は山をフィールドワークの対象にすることも多く、肉体的精神的にも過酷な状況下で見た風景と、その風景に内包される人間の営みや流れ行く時間を、作品を通して表現してきました。稜線の先にある見えないけれど繋がっている場所に思いを馳せ、定着のしないチョークを主要な画材として、絵筆の他、掌や指で描いていきます。

見えない風景への探求は、その場所で生活する人々や文化と自分との関わりを考察することでもあり、その普遍的な問題意識と共にフィールドワークをもとにした来田の実践は、人類学的思考とも交差していきます。2022年来田がキュレーションをした、ラテンアメリカの先住民コミュニティを研究する研究者と現代アーティストによる展覧会では、メキシコの村で現在も続いている慣習に自身の体験を重ねた作品を制作しました。それは制作を通して、異文化に触れ交流しようとする来田の試みでもあります。
本展の作品群も、言葉も文化も違う見ず知らずの誰かによって引かれた線をたどり、その風景を想像し描くことで、分からないことに対しての関心と共有、来田の言葉でいう「風景に触れる」という意識の顕れです。
一歩一歩、点と点を結ぶように引かれた線は、多くの事柄を差別化し分断してきました。しかしその境界線は何かを隔てるだけではなく、その先には続く世界があることを想起させ、そこに生きる他者の存在が、自己と社会とも繋がっているということを来田の作品は示唆しています。

ーーー
数年前にカリブ海に浮かぶ島キューバを旅した際に、道端で一冊の古本を買った。
その古本の文章のところどころには線が引かれていて、最近になってなぜだかその線が気になりだした。鉛筆のBくらいの濃さだろうか、筆圧も強めでしっかりとした線である。
その本は、農村の教育が変わりつつある1960年代のキューバの歴史について当時の写真付きで書かれており、なぜ買ったのかよく覚えていないのだが、線が引かれた箇所を翻訳していると、誰かが引いた線をたどるように、ぼくはもう一度キューバを旅したくなった。
どこの誰がなぜそこに線を引いたかなんて知る由もないが、他者の視点とともに自身のキューバの旅の記憶をたどることは、本の中の線と風景の中の線を重ねながら、そこに横たわる漠然とした距離感や、その間にある境界線をたどるような行為につながるのかもしれない。
しかしそれは、様々な人が自らを主体にして語られる物語に再構成し、風景の物語として関係性をともに編み込んでいくということにならないだろうか。同時に、緩やかな曲線を描きながら不確定的な未来へ進む旅(あるいは作品制作)のあり方や可能性についても考察できたらと思う。
場所と場所、風景と風景をつなげていく旅のなかに、ぼくがキャンバスに線を引き、絵を描くという理由を見出すことができれば。 – 来田広大

勝又 公仁彦 Information

ASK + POST 所属作家の勝又公仁彦が WHAT CAFE (東京) にてにて開催される 「WHAT CAFE EXHIBITION vol.34 WHAT CAFE × DELTA ”TOPOLOGY”」に参加いたします。

TOPOLOGY
会 場:WHAT CAFE
会 期:2024年 2月10日(土)-25日(日)
時 間:11:00 – 18:00(最終日は17:00閉館)
入場料:無料
場 所:東京都品川区東品川2-1-11
アクセス:東京モノレール羽田空港線 天王洲アイル駅中央口 徒歩5分
     東京臨海高速鉄道りんかい線 天王洲アイル駅B出口 徒歩4分
     JR品川駅 港南口 徒歩15分
W E B:WHAT CAFE

◆ 参加ディレクター(所属ギャラリー)
① ディレクター:櫻岡聡(FINCH ARTS, 京都) × Hisatomo Kato(CON_, 東京)
② ディレクター:菰田寿允(Marco Gallery, 大阪) × 鈴木亮(EUKARYOTE, 東京)
③ ディレクター:玉置慎輔(The Third Gallery Aya, 大阪) × 石橋高基(KOKI ARTS, 東京)
④ ディレクター:筒井一隆(BnA Alter Museum, 京都) × 李沙耶(LEESAYA, 東京)
⑤ ディレクター:岡田慎平(TEZUKAYAMA GALLERY, 大阪) × 井上彰人(AKIINOUE, 東京)

◆ 出展アーティスト(所属ギャラリー)(敬称略・順不同)
谷本真理(FINCH ARTS, 京都)
GILLOCHINDOX☆GILLOCHINDAE / Jihyoung Han / Taewon Ahn(CON_, 東京)
髙橋穣 / 大竹舞人(Marco Gallery, 大阪)
倉知朋之介(EUKARYOTE, 東京)
藤安淳 / 大八木夏生 / 鮫島ゆい(The Third Gallery Aya, 大阪)
勝又公仁彦 / 井上光太郎 / 土屋裕央(KOKI ARTS, 東京)
船川翔司 / 齋藤雄介(BnA Alter Museum, 京都)
田中秀介(LEESAYA, 東京)
石井佑果 / 小池一馬(TEZUKAYAMA GALLERY, 大阪)
菱沼 優 / Ana Pavón Porras(AKIINOUE, 東京)

◾️ 展示概要
WHAT CAFEでは、東京・大阪・京都の3都市を拠点に活動しているギャラリーやディレクター、アーティストを紹介するアートプロジェクト「DELTA(デルタ)」とのコラボレーション展「WHAT CAFE EXHIBITION vol.34 WHAT CAFE × DELTA ” TOPOLOGY”」を開催いたします。
本展は、関東、関西を拠点に活動する若手から中堅のディレクター計10名が参加し、関東と関西のディレクターが2名1組のペアを組み共同ディレクションのもと、5つのプレゼンテーションによって展示が構成されます。 展示会のタイトルである「TOPOLOGY(トポロジー)」とは、繰り返し変化しても保たれる隠れた性質に焦点を当てることを目的とした思考体系とされ、多彩な特性や背景を持ったディレクターとアーティストによるコラボレーションが連続的に展開される本展の構成そのものを説明すると同時に、プロジェクトの中枢にある考えも包括的に表しています。
多角的な視点から現在進行形のARTを紹介するとともに、様々な価値観や思考が結集した表現に触れることで、横断的なコミュニケーションが生まれる「場」の創造を目指します。

TOPOLOGY / トポロジー
・位置や場所を表す言葉「topo」と学問分野を表す言葉「logy」を組み合わせた言葉
・何らかの形あるいは空間を連続変形しても保たれる隠れた性質に焦点を当てたもの
・繰り返される現象の一周期のうち、ある特定の局面や位置
・収束や連続の概念を定義するために、集合に与える構造

池上 恵一 Information

ASK + POST 所属作家の池上恵一が city gallery 2320 (神戸) にて個展「テノココロ 」を開催いたします

池上 恵一展 - テノココロ –

会 場:city gallery 2320
会 期:2024年 1月13日(土)-28日(日)
時 間:12:00 – 19:00
OPEN : 土.日.月.火
休廊日:水.木.金
場 所:〒653-0042 神戸市長田区二葉町2-3-20
アクセス:JR・地下鉄「新長田」より徒歩10分、地下鉄「駒ヶ林」より5分。
     本町筋商店街内果物屋の前の路地をお入りください。
電 話: 078-611-4959 / 090-3845-7279
メール:s.mukai8823@gmail.com
W E B: http:/www.citygallery2320.com
主 催:city gallery 2320 
フライヤー・パンフレット Photo: Tomas Svab
             Design: Miyamoto Nanase
             English translation: Ikegami Kano

「手から読み取り、手に還す―池上恵一論」
京都場 館長 仲野 泰生 (元川崎市岡本太郎美術館 学芸員
 川崎市岡本太郎美術館で毎年開催される岡本太郎現代芸術賞(TARO賞)。その第5回 岡本太郎記念現代芸術大賞*で特別賞を取った池上恵一。その時が池上との初めての出会いでした。 受賞した作品は《肩凝リズム》。人の肩凝りの10年間の記録をメモにし、そこからオルゴール・ロール紙に肩凝りの場所を記録して穴をあけ、オルゴールにした。
 目には分かりにくい身体の肩凝りを形象化し、音楽化して作品にしたと言えるだろう。 池上は相手の身体を触ることはもちろんだが、相手の身体の状態について言葉で問いかけ、いわゆる問診的なことも行うという。触った感覚の記憶だけでなく、言葉が身体のイメージを補うのかもしれない。
 池上の前回の個展(2023年「親子の凝り―陶芸家編」五条坂清水 京都)では、京都の伝統陶芸家の親子の身体、特に陶芸家の命ともいえる「手」の制作に行き着いた。 父である陶芸家は既に他界されている。同じく陶芸家の息子を中心にお父さんのインタビューをしたり、お父さんの作品を触ったりしながら、陶芸の表面から手の圧力を感じ、池上は父親の手を制作した。
 池上は《肩凝リズム》の頃から揉む相手の身体の内側からの反応としての圧力を感じていたらしい。池上が自身の手から感じる力の原点は、彼の亡き父の身体を触れた時で、その時の感覚を彼は今も持っているという。    
 ところで私は池上恵一の作品についての文章を書きながら、「身体と言葉」について考えを巡らせた。そして思い浮かんだのが土方巽の舞踏のことである。 前職の川崎市岡本太郎美術館で開催した「肉体のシュルレアリスム 舞踏家・土方巽抄」展(2003年10月11日~2004年1月12日)の関連イベントとして、私は「舞踏フェスティバル 肉体の劇場」を担当した。その時、土方巽の舞踏と彼の言葉と出会った。
 土方は舞踏について 「踊りとは命がけで突っ立った死体である」と定義した。この言葉をきちんと理解するのは難しい。私は「生と死」がギリギリの表裏で一体化していると理解した。それは土方の弟子で土方の舞踏を継承している山本萌のワークショップの参加したときに感じた身体感覚があったからだ。
 山本萌はワークショップで次のような課題を参加者に出した。山本は次のように語ります。 「水はコップに入れると一つの形になります」「人間の身体にも型を与えることで普段、忘れていた身体を取り戻すことができるのです」「鳥の剝製になって歩いてみましょう。内臓はみな抉り出され、口や鼻には綿やガーゼが詰め込まれています。かつて大空を飛んでいた記憶だけが皮膚の表面にあってその記憶に引っ張られて前に進みましょう」と。 この言葉を聞いた時、そしてその言葉のイメージで自分の身体を動かした時に土方巽の言葉を理解できた気がしたのです。
 同様に池上が父の身体に感じた感覚も同様な感覚ではなかったかと、私は想像してみた。 そして彼が陶芸家の親子の身体と手、そして言葉から彼はその形象としての手を作ったのではないでしょうか。
 池上が作った手の形の陶作品は、いわゆる彫刻家が作った(例えばロダンの作品)手の作品とは異なります。 相手の身体を触り、言葉で問うた池上は「生と死の境界」を身体の表面から感じた作品として手を作った。
 陶芸ではなく、彫刻でもない池上恵一のこの手の造形は、土方巽がかつてダンスでもなく舞踊でもなく「舞踏」を作り上げたように、名づけられられない表現領域に池上は自身の身体で一歩を踏み出したのかもしれません。   

池上恵一 プロフィール
美術家。病弱だった幼少期、両親の食養法に救われる。以来、様々な手技療法や武術を習得。心と身体のつながりと変化をモチーフに、いのちの形を絵画や彫刻で表現する。 京都精華大学大学院美術研究科洋画分野修了。第5回岡本太郎記念現代芸術特別賞受賞。  

“Keiichi Ikegami, Reading from the Hand and Returning to the Hand”                 Yasuo NAKANO, Director, Kyoto-ba  Former curator of the Taro Okamoto Museum of Art, Kawasaki     
The Taro Okamoto Award for Contemporary Art, the TARO Memorial Award, is held annually at the Taro Okamoto Museum of Art in Kawasaki. Keiichi Ikegami won a special prize at the 5th TARO Memorial Award in 2002. That was my first encounter with Ikegami. His award-winning artwork was titled, “The Stiffness Rhythm,” in which Ikegami spent a decade recording the locations of stiff parts of the body onto rolls of music box paper, punched holes in those areas, and fed the paper through a music box to create a unique musical composition. 
It can be said that Ikegami has made a work of art that visually captures the musical essence of stiffness in the body, a concept once imperceptible to the naked eye. Ikegami not only touches the body of the person he is working with; he also asks questions about their physical condition in what he calls a “medical interview.” In addition to the memory of the sensation of touch, these words help to supplement perceptions of the body.
In Ikegami’s most recent solo exhibition “Stiffness of Parent and Child: Ceramic Artists,” (Gojozaka Shimizu, Kyoto, 2023), he made ceramic pieces of the body of a father and son of traditional ceramic artists in Kyoto, paying particular attention to their “hands,” which are often considered the lifeforce of ceramic artists. The father, a potter, passed away some time ago. While interviewing the son, who is also a potter, Ikegami touched on some of the late father’s artworks.  While doing so, he felt the pressure of the father’s hands from the surface of the ceramics, subsequently allowing Ikegami to create a representation of the late father’s hands.
Ever since “The Stiffness Rhythm,” Ikegami has touched people, felt their physical reactions and pressures, and has shaped their impressions into artwork. The origin of the power Ikegami feels from his hands began when he touched his own late father’s body— a sensation he still recalls to this day.
Incidentally, while writing about Keiichi Ikegami’s work, I started thinking about the ’body,’ ‘language,’ and the butoh, one of the Japanese contemporary dance forms, of Tatsumi Hijikata. I was in charge of the “Butoh Festival: Theater of the Body,” event that occurred in conjunction with the “Surrealism of the Body: The abridgement of Butoh Artist Tatsumi Hijikata” exhibition (October 11, 2003 – January 12, 2004) held at the Taro Okamoto Museum of Art in Kawasaki, where I previously worked. It was at that time that I encountered butoh, Tatsumi Hijikata, and his definition of the butoh dance.   
Hijikata said, “[Butoh] Dancing is a corpse that stands on the edge of life.” These words are difficult to understand. I took it to mean that ‘life’ and ‘death’ are united at the very edge. I came to this realization when I participated in a workshop by Hijikata’s student and inheritor of the butoh dance, Moe Yamamoto.  
In the workshop, Yamamoto gave us a physical movement challenge, which he narrated as follows: Water takes on a form when you pour it into a cup. By giving the human body a form, we reclaim the body that we so often forget. Walk around as a taxidermied bird, whose internal organs have been gutted. Whose mouth and nose have been stuffed with cotton and gauze. Only the memory of having once flown in the sky resides on the surface of your skin. Let that memory pull you forward. When I heard this narration and moved my body to the image of those words, I finally understood what Tatsumi Hijikata meant when he defined Butoh as ‘a corpse that stands on the edge of life.’  
I imagine that the sensations Ikegami felt in his father’s body were similar to the sensations I felt in that workshop. And from the body and words of the father and son, Ikegami was able to create the hands, not just as physical forms, but as figurative forms as well.   
The ceramic hands that Ikegami makes are different from hands made by other sculptors, such as Rodin. Ikegami crafts his pieces by touching the person’s body and posing questions with words. His artwork captures the sensation of the “boundary between life and death” that he feels on the surface of the body.
This hand modelling by Keiichi Ikegami is neither ceramics nor sculpture. It is Ikegami taking a step forward, with his own body, into the realm of expression that cannot be defined, just as Tatsumi Hijikata created a “butoh” that is neither traditional performance art nor dance.  

Keiichi Ikegami Profile
Artist. As a sickly child, he was saved by his parents’ dietary regimen. Since then, he has learned various manual therapies and martial arts. He expresses the form of life in his paintings and sculptures, using connection and transformation of mind and body as motifs.  Ikegami studied Western painting at Kyoto Seika University Graduate School of Fine Arts. He is the recipient of the 5th Taro Okamoto Memorial Special Prize for Contemporary Art.